家が狭いけど思った以上に快適!狭い家で暮らすメリットを紹介!

こんな方におすすめ
  • 「広い家のほうがいいに決まってる!」と思っている
  • 狭い家のメリット・デメリットを知りたい
  • 家が狭くてみじめに感じている


今住んでいる家が狭いと思っている方、引っ越し先の家が今より狭いと感じている方は、こんな風に思っているかもしれません。


この気持ちめちゃくちゃわかります。

なぜなら私も、延床面積23坪の小さな一戸建て住宅に住んでいるからです。


実際に「マイホームを購入したけど、家が狭いから恥ずかしい…」「広い家に住んでいる友人がうらやましい…」と、ずっと思っていました。


しかし実際に住んでみると、思いのほかメリットが多いことに気づきました。

家が狭い大きなメリットは「時間とお金」を大切に使えることです。


長い目で見ると、家が狭いことで「お金と時間」、特に時間にゆとりをもつことができます。


メリット・デメリットの解説や、狭い家でも快適に過ごせる方法についても解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。

【家が狭い】メリット

「家が狭い」というとメリットなんて浮かんでこない!と思う人が多いと思いますが、意外にもメリットがあるのです。


そのため、無理してまで広い家に住む必要はないと思っています。

自分や家族にとって快適な空間であれば、必要以上に家の広さにこだわらなくて大丈夫です。

家が狭いメリット
  1. 掃除の時間がかからない
  2. 片付けがしやすい
  3. 換気や戸締まりが簡単
  4. 光熱費を節約できる
  5. メンテナンス費用や税金も抑えられる
  6. 家族との距離が近い


では詳しく解説していきます。

掃除の時間がかからない

家が狭いため掃除する範囲が少なく、広い家に比べ掃除にかかる時間を減らせます。


狭い家だと廊下がなかったり部屋数も少ないため、掃除するときの移動時間、ドアの開け閉めなど、ひとつひとつの作業が少なくて済みます。


また、年末の大掃除にかける時間も大幅に減らすこともメリットの一つといえるでしょう。

  • 窓が一つ多いだけで、窓ガラス・カーテンやブラインド・レールの掃除の手間がふえる
  • エアコンも数が多ければ多いほど、お手入れする手間がふえる

毎日のお掃除・定期的な大掃除でも、ちりも積もれば山ととなり、掃除にかかる時間が圧倒的に変わってきます。

掃除にかける時間を、ほかのことに使えると思うと狭い家も魅力的に感じますね。

片付けがしやすい

家が狭いと収納スペースが限られるため、モノを置きたくても置けない状況が起こってしまうでしょう。


そうなると、新しいモノを買うときも

「置くスペースを決めてから」
「本当に必要なモノか?」

と、じっくり考えるようになり、余計なものを買わない習慣が自然と身につきます。


モノが自然と減ることで、どこに何があるかも把握しやすく、探しものをする時間も減らすことができます。


限られたスペースで工夫しながら収納する必要があるため、整理整頓のクセがついたり、収納のテクニックが身についたり大きなメリットになるでしょう。

厳選された大切なモノだけを残すことで、お気に入りに囲まれた生活ができます。

換気や戸締まりが簡単

意外と見落としがちなぶぶんですが、家が広い・部屋数が多いとその分、窓や扉も多くなり換気や戸締りが大変になります。


窓の開け閉めはもちろん、雨戸やカーテン、ブラインドの開け閉めもするとなると、その分手間がかかってしまいますね。


使っていない部屋だとつい換気を忘れがちになりますが、家が狭いとすべての部屋を使っていることが多いため、換気もこまめにできることも一つのメリットです。


また外出するときに、窓を閉める・戸締りチェックをしなければならず、窓が多ければ多いほど時間がかかってしまいます。

玄関から部屋の窓までが遠いと、「あそこの窓閉めたっけ?」と確認に行くのも面倒に感じてしまうこともあるでしょう。

光熱費を節約できる

狭い家の大きなメリットとして、光熱費の安さがあります。


電気代が大幅に上がってしまうエアコンに関しても、部屋が広ければ広いほど電気をたくさん使ってしまいますよね。


狭い部屋だと設定温度になるまでの時間も短いため、電気代を抑えることができます。

「戸建ての家よりアパートで暮らしていたときのほうが、電気代が安かった」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

  • テレビは1台
  • 照明の数も少ない
  • エアコンの代わりにホットカーペットを使う

などの生活をしていれば、自然と電気代も減らすことができます。

メンテナンス費用や税金も抑えられる

家が狭いことで、将来かかるメンテナンス費用も抑えることができメリットの一つです。


広い家に比べ細かいところにも目が届きやすく、修理が必要なところも早めに見つけることができます。

  • トイレ
  • 窓・雨戸
  • エアコン

など、長い目で見ると少なければ少ないほど、修理やメンテナンスの回数も費用も抑えることができます。


また、家や土地を保有すると「固定資産税」「都市計画税」がかかります。

「固定資産税」は自治体により税率が変わっったり、都市部の土地だとそもそも税金も高くなってしますが、広い家より小さい家のほうが安くなることが多いでしょう。

固定資産税はずっと払っていくものなので、安くなるのは助かりますね。

家族との距離が近い

家が狭いと、家族との距離が近くコミュニケーションがふえるのもメリットです。


家事や料理をしながらでも家族を近くで感じられます。


家の中でも広くて過ごしやすいリビングに自然と集まることが増え、家族団らんの時間を楽しむことができます。


また小さいお子さまがいる家庭では、目の届くところにお子さまがいることですぐかけつけられるのもメリットの一つです。


動き回る子でも見守りながら家事や作業ができ、掃除や片付けも効率よくできます。

わが家はリビングが狭いため、子どもの様子を常に確認できたことは大きなメリットでした。

【家が狭い】デメリット

家が狭いデメリットの多くは、モノを置きたいけど置くスペースがないことが多いです。

工夫次第で改善できることもあるため、ぜひ参考にしてください。

家が狭いデメリット
  1. スペースの確保ができない
  2. プライベート空間がつくりずらい
  3. 家が狭いことがコンプレックスになる
  4. 子育て中はストレスを感じやすい

スペースの確保ができない

家が狭いと物理的に収納スペースが足りないことがあります。

  • なかなかモノを捨てられない人
  • 整理整頓が苦手な人
  • 趣味でモノが増えてしまう人

などは、収納を工夫したりモノを減らす努力をしなければ快適に過ごすことはむずかしいでしょう。


また、備蓄ストックや防災用品を置くスペースを確保しずらいため、いざというときに困ってしまいます。


最低限必要なモノはちゃんと置けるように、

  • 収納付きの家具
  • 突っ張り棒
  • 壁面に設置できる収納棚

などを利用することで、デッドスペースを活用できたり、収納スペースを増やすことができるのでおすすめです。

理想は不要なものを手放し、大切なモノ・お気に入りのモノに囲まれた暮らしができることですね。

プライベート空間がつくりずらい

家が狭いと部屋数が十分にないことも多いでしょう。

  • 子供部屋が足りない
  • リモートに使う部屋がない
  • 在宅ワークの環境が整っていない

など、特に仕事に関わってくる問題は大きなデメリットになってしまいます。


子どもが小さいうちはあまり気になりませんが、思春期になったときや家族の人数が多い家庭は「子供部屋をどうするか?」悩みどころです。


また、大流行した新型コロナをはじめ、インフルエンザや移りやすい病気にかかったときに、隔離する部屋が確保できない状況もでてきます。

家が狭い➡家族の距離が近い➡風邪が移りやすくなる


という状況はなるべく避けたいですね。

家が狭いことがコンプレックスになる

こちらは人によって考え方が変わるため、全員にあてはまるわけではありませんが、家が狭いとまわりの目が気になり「恥ずかしい」と感じてしまう方もいます。


「家に遊びに行っていい?」といわれると気が重くなったり、広い家に住んでる友人をうらやましく思ったり、家が狭いことがコンプレックスになることもあるのです。


実際にリビングが小さめだと、モノが収納しきれず生活感がでてしまったり、圧迫感を感じることもあるでしょう。

人を呼ぶことにどうしても抵抗のある方は、部屋の配色や家具選びに気をつけることで、実際よりも広く見せることもできます。

部屋を広く見せるコツ
  1. 部屋の配色を白やベージュなど明るめの色を使用する
    ➡膨張色のため広く見える
  2. 背が低い家具を選ぶ
    ➡目線が低くなり、天井が高く見え広く感じやすくなる
  3. ソファやテレビ台は脚が細めのものを選ぶ
    ➡床が隠れにくく、広く見える効果がある


リビングを少しでも広く見せたい方は、試してみましょう。

子育て中はストレスを感じやすい

赤ちゃんが生まれると、ベビーベッドやベビーカーをはじめ、たくさんのベビー用品が必要になります。


ベビーベッドやベビーカーは場所をとってしまうため、置き場所を考えなければなりません。


またオムツやオムツ用のゴミ箱を設置したり、着替えを多めにストックしたり、なにかとベビー用品を置くスペースが必要になってきます。

リビングだけでなくキッチンにも離乳食用の食材や食器がふえ、さらに工夫しながら収納する必要があります。


モノが多くなり、部屋が散らかりやすくなるとストレスにつながることがあるため注意が必要です。


リビングにおもちゃが増えたり、片付けてもおもちゃを出されてしまい、狭い部屋だとどうしようもできなくなってしまいますよね。

子どもとの距離が近く安全に子育てができる反面、散らかりやすい狭い部屋にストレスを感じやすくなってしまうこともあるため対策も考えておきましょう。

まとめ

家が狭いメリット・デメリットを解説してきました。


狭い家ってデメリットしかないと思われがちですが、「掃除や片付けの時間を減らせる」「光熱費やメンテナンス費を減らせる」といった大きなメリットがあるのです。


「狭い家より広い家のほうがいいに決まってる!」と思う方もいるかもしれませんが、長い目で見ると意外にも「時間とお金」を大切にできるのです。


今では「ミニマリスト生活」「スッキリした暮らし」も人気を集めているためぜひ参考にしてみましょう。


また、家の狭さや収納スペースが足りないといったデメリットは、収納術工夫次第でで大きく改善することができます。

家が狭くても、不要なものは手放し、大切にしたいモノを厳選し、お気に入りのモノに囲まれた素敵な暮らしを叶えましょう。