4人家族の家計簿公開!赤字からの脱却記録【2024年7月】

家族4人での生活は、支出が多いし家計管理がむずかしい…


支出が多いと赤字になりやすく、どのようにやりくりをすればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。


また、「家計に余裕がないのはうちだけ?」「赤字になるときだってあるよね?」と、他の家庭がどのようにやりくりしているのか、気になってしまいますよね。


たしかに、SNSやネットで見かける家計簿では「貯蓄率50%」「食費3万円台」など、驚くような家計管理ができている主婦も多いです。

そこで今回は、筆者4人家族のリアルな家計簿を公開し、収支の内訳や節約の工夫についてご紹介します。

結論からいいますと、わが家の7月の収支は4月・5月に続き赤字でした。

このままでは子どもたちの教育資金の確保ができなくなるため、反省・改善を続けます!

この記事を書いた人

あお

  • 2児の母・パート主婦歴5年
  • 年収350万円の貧乏生活経験あり
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4人家族の基本情報


夫婦子ども2人犬1匹で暮らしています。

4人家族の基本情報
  • 夫 30代
    ➡会社員(製造業)
  • 妻 30代
    ➡パート(扶養内)
  • 長男 6歳(小学1年)
  • 次男 4歳(保育園年中)
  • ミックス犬(4月から飼い始めた)

以前は固定費削減をがんばって、貯金ができる家計にまでなりました。

ただ、2024年が始まってからは、家計が大荒れ中です。


わが家の家計が荒れている要因はこちらです。

  • 軽自動車を売却し、ローンを完済
    ➡ローン残債約95万円
  • 車購入にともない新規ローンを契約
    ➡頭金100万円用意
  • 寝具を一式買い替える
    ➡咳がひどく、ベッド3台買い替えで13万円
  • 長男が小学校入学
    ➡学用品で3万円ほどの出費
  • ワンちゃんを飼い始める
    ➡MIXの小型犬を約15万円で購入


5ヶ月の間に、ライフイベントを詰めこんでしまい、お金の動きが激しくなかなか家計が落ち着きませんでした。


車やベッド、ワンちゃんなど、前々から検討はしていたものの、タイミング的に「今だ!」となり、重なってしまいました。

特に、大イベントのワンちゃんを飼い始めたことで、月の支出がどれくらいになるかも手探り状態です。


まずは、「支出がどれくらいになるか」をしっかり記録していこうと思います。

4人家族の家計の黄金比とは

家計管理をしていく上で、おさえておきたいポイントのうち、「各項目の予算」について解説していきます。

家計管理のポイント
  • 目標設定
  • 収入と支出の把握
  • 各項目の予算を決める
  • 緊急時の資金の準備
  • 固定費の見直し


家計管理していくには、上記のポイントをおさえつつ、定期的に見直しをしていくことが大切です。

わが家は、各項目の予算を決めるときに、FPの横山光昭さんが考案した「家計の黄金比率」を参考にしました。


参考にした書籍は『約7000世帯の家計診断でわかった! ずっと手取り20万円台でも毎月貯金していける一家の家計の「支出の割合」』です。

家計の理想の支出割合


幼稚園代・自動車関連費・ローン支払いなどがある場合は、その他・嗜好品・娯楽費などで調整してみてください。

わが家の家計の比率は?

「家計の黄金比率」と照らし合わせて、わが家の7月の支出を比べてみました。

7月の収入は、363,000円で計算しています。

4~6月の支出額を見て、わが家に合わせた予算をたててみました。

項目黄金比予算わが家の場合
住居費25%23%78,680円(21.6%)
食費14%16%72,625円(20.0%)
光熱費7%6%16,201円(4.4%)
通信費2%3.5%22,191円(6.1%)
保険料5%6%18,026円(5.0%)
日用品2%2.5%5,350円(1.5%)
医療費1%2%
教育費3%6%19,401円(5.9%)
交通費
ガソリン
2%3%5,622円(2.2%)
被服費3%3%19,032円(5.3%)
交際費2%
娯楽費
サブスク代
2%2%5,150円(1.4%)
嗜好品1%
その他4%4%41,564円(11.4%)
こづかい10%4%15,000円(4.1%)
預貯金17%10%28,540円(7.8%)
つみたて貯金用
車ローン7%25,000円(6.9%)
ペット費用2%8,880円(2.4%)
合計100%100%381,262円(105.0%)
筆者の家計の比率


※交際費・娯楽費・嗜好品は「その他」でまとめて計算しています。

いつも予算オーバーしてしまう食費とペット費用がまだまだ改善できていません。


また、夏休みのレジャー通信費が響き予算オーバーに…

【4人家族】7月の家計簿の内訳

結論からいいますと、7月の収支結果は5,723円の赤字です。

5月の収入363,000円
5月の固定費222,288円
5月の変動費158,974円
収支結果‐18,262円

筆者の家計が「今月は赤字に舞い戻った」原因を内訳を見ながら解説していきます。

4人家族の生活費

※クリックすると、読みたいところにジャンプするよ

2024年7月の収入

夫収入手取り268,000
妻パート代手取り85,000
その他10,000円
合計363,000円
筆者の世帯収入

夫の仕事は、季節により繁忙期・残業が変わるため、毎月の収入は変動しやすいです。

筆者は、現在扶養内パートで働いています。

2024年7月の固定費

合計 209,749円

項目2024年4月
住宅ローン78,680円
自動車ローン25,000円
太陽光発電ローン15,000円
光熱費1,201円
通信費22,191円
教育費13,500円
保険料18,026円
サブスク5,150円
おこづかい15,000円
つみたて費用23,540円
ペットつみたて5,000円
合計222,288円
筆者の実際の固定費


光熱費・通信費以外は決まった額のため、先に確保して生活しています。

7月は、Wi-Fi&スマホの乗りかえで通信費が高くなってしまいました。

2024年7月の変動費

変動が大きい項目は、こちらにまとめています。

合計 161,012円

項目2024年7月先月分
医療費5,000円
子ども費用5,901円9,286円
ペット費用8,880円12,768円
食費72,625円56,579円
日用品5,350円7,431円
ガソリン代5,622円4,335円
衣服・美容19,032円6,600円
レジャー費30,306円7,240円
特別費11,258円7,340円
合計158,974円116,579円
筆者の実際の変動費

先月6月の支出額と比べると、大幅に増えてしまいました。


レジャー費は使う月、抑える月でメリハリをつけて1年間全体で予算をたてるようにします。

年間の特別費

わが家は、まず赤字家計を予算内で生活できるように工夫しなければなりません。

毎月の支出が予算内に収まり、貯蓄にまわせるようになるまで改善が必要です。

年間の特別予算としては、下記の金額くらい確保できることをめざします。

特別費内訳予算
1月お正月休み20,000円
2月バレンタイン3,000円
3月春休み・レジャー40,000円
4月母の日プレゼント5,000円
5月GW・次男誕生日・子どもの日35,000円
6月父の日プレゼント5,000円
7月夏休み20,000円
8月旅行・長男誕生日80,000円
9月なし0円
10月パパ誕生日5,000円
11月七五三の写真20,000円
12月クリスマスプレゼント・大晦日20,000円
合計253,000円
年間特別費の内訳と予算


年間、生活費の他にも25万円以上確保しておかなければなりません。


月2万円ほど特別費用として、貯めていきたいです。

まずは身の丈に合った生活をし、予算を超えない生活を心がけます。

【4人家族】家計の改善点

各項目の改善できるところ、反省点を振り返ってみます。

今月も反省点だらけです…

家計簿の改善・反省ポイント

住居費

わが家の住宅ローンの詳細

78,680円 

住宅ローン78,680円
合計78,680円


マイホームにかかる固定資産税や火災保険のつみたては、別のつみたて費用として貯めるようにしています。

光熱費

わが家のソーラーローンの詳細

16,201円

電気代3,388円
ガス代2,369円
水道代0円
(固)太陽光発電ローン15,000円
売電収入-4,556円
合計16,201円


わが家は、2022年に太陽光発電と蓄電池を設置しました。


そのため、電気代は安くで済んでいますが、太陽光発電のローンが家計に重くのしかかっています。

とはいえ、7月はエアコンもガンガンつけていましたが、太陽光発電のおかげで電気代は安く済みました。


売電収入もそれなりにあったため、電気代の足しになってありがたいです。

ただ、わが家は、相場よりも高くで太陽光発電を設置してしまったため、後悔もあります。

太陽光発電で損しない方法

わが家が太陽光発電の設置で失敗・損した体験談は、こちらの記事などで詳しく解説しています。

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通信費

22,191

Wi-Fi7,547円
夫スマホ7,322円
妻スマホ7,322円
合計22,191円


ですが、iPhoneが安く買えるキャンペーンに釣られ、光・スマホ共に、Softbankに乗りかえたのです。


Wi-Fiは、Softbank光のキャンペーン適用で先月まで月額925円で利用できていました。

そこで、次は楽天ひかり&モバイルに戻ろうと、前回とは違う電気屋さんに説明を聞きに行きました。


のりかえ時に発生した料金をまとめたものです。

Wi-Fi夫スマホ妻スマホ
Softbank
キャンペーン終了
7,547円
ahamo手数料3,850円3,850円
ahamo月額3,098円3,098円
ahamo日割り374円374円
合計7,547円7,322円7,322円
通信費のりかえ時の料金

なぜ、楽天ではなくdocomoにしたのかと言いますと…

またもやキャンペーンの特典に釣られてしまったのです。

懲りない…情けない…

docomo(ahamo)の
のりかえキャンペーンの特典
  • 夫➡ahamo契約で、20,000ポイント
  • 妻➡ahamo契約で、20,000ポイント
  • ドコモ光のりかえで、55,000ポイント

デメリット

  • ポイントはすべて、電気屋さんでしか使えないポイント
  • 前キャリア➡eximoahamo経由の契約になる
    eximo経由すると、1人3,850円の手数料がかか
  • ドコモ光の工事が必要


完全にポイントに釣られ、契約してしまいました。

ポイントの使い道として、40,000円分はAmazonギフトカードを購入しました。

残りのポイントは、細々した電化製品を購入し、子どものプレゼント用に取っておきます。

Softbankのりかえキャンペーンの特典
  • SoftBank光のりかえで、40,000ポイント
  • 後日、11,000円プレゼント
  • 夫➡SoftBank契約で、20,000ポイント
  • 妻➡Ymobile契約で、20,000ポイント
  • SoftBank光を6か月間、月額550円で利用できる
    (正確には、謎のオプションもついており925円でした)
  • 前キャリアWi-Fiの解約金を負担してくれる

デメリット

  • ポイントは、電気屋さんのポイント&商品券のみ
  • Softbankのスマホ月額料金が高め
  • Softbank光の工事が必要

とはいえ、のりかえ手続きや光の開通工事・Wi-Fiのルーター接続、アプリの登録など、それなりに手間もかかり、正直疲れました。



スマホ料金は、ahamoより楽天モバイルの方が安くで済みそうなので、落ち着いたら楽天モバイルにのりかえ予定です。


Wi-Fiに関しては、当分ドコモ光のままで継続します。

自動車関連

わが家のマイカーローンの詳細

30,622円

ガソリン5,622円
(固)自動車ローン25,000円
合計30,622円


高速で遠出しましたが、思ったよりガソリン代はかかりませんでした。

ローンの返済額や維持費、税金も上がってしまいましたが、夫婦で何回も話し合って計画した乗りかえだっため、後悔はありません。

教育費

19,401円

(固)保育園給食費5,500円
(固)学童代7,000円
(固)学校集金1,000円
子ども日用品5,901円
合計19,401円

7月は夏休みに入るため、夏休み用のドリルを3冊と鉛筆を購入しました。

自宅でも学習できるようにと「うんこドリル」を勧めた結果、楽しそうに続けてくれました。


そのため、子ども費用としては安い方だと思います。

今はどんなことに時間を使いたいのか、子どもとも定期的に話し合いながら、習い事を始めるか決めています。

医療費

0円

夫通院
合計0円

今月は、夫の通院がなかったため、0円で済みました。

保険料

18,026円

保険の種類
死亡保障10,000円
(つみたて型)
1,065円
医療保険2,040円1,275円
収入保障2,480円1,166円
合計14,520円3,506円
筆者夫婦の加入保険の額

わが家の保険は、結婚当初に加入したものが多く、保障内容がとにかく手薄です。

特に筆者の保険は、とにかく保険料が安くで済むような保険を選んでいました。



子どもの学資代わりに加入した、つみたて型死亡保険とネットで申し込める保障内容が手薄の医療保険です。

子どもも小さいため、なにかあってからでは遅いので、ついに重い腰を上げて「保険の見直し」をしました!

今回筆者がFP相談したのは、相談満足度98.6%を誇るマネーキャリアです。

実際に相談している様子


現在は、保険の見直しではなく「ライフプランシート」を作ってもらっています。

  • ライフイベントにかかる費用
  • 定期的に必要な出費
  • 将来貯められる資金のシミュレーション
  • もしものときに受けられる国の保障

まずは、生活していく上で必要なお金の動きを把握できるように、ライフプランシートを元に説明を受けています。


「国の保障でも補えない部分を、保険で補いましょう」と、まずはライフイベントでかかるお金を洗い出してもらいました。

ライフプランをつくったことがない方は、将来安心して生活するために、一生涯のお金の流れを把握してみましょう。

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年払い費つみたて

28,540円

年払い項目毎月のつみたて額
火災保険 2,500円
130,000円/5年
自動車保険 3,300円
40,000円/年
固定資産税 12,500円
150,000円/年
ふるさと納税 3,000円
35,000円/年
自転車保険 240円
2,880円/年
点検・車検つみたて2,000円
70,000円/3年
ペットつみたて5,000円
合計28,540円
筆者の年間のつみたて項目と金額


毎月支払うものではないですが、支払い時はそれなりの金額になってしまうため、毎月少しずつつみたてています。


特に、固定資産税は金額が大きいため、コツコツ貯めるようにしています。

軽自動車から普通車になり、税金も上がるため、先取り貯金はなにがなんでも確保します。

ペット費用

小型犬を購入した金額

8,880円

ドッグフード4,450円
トイレシート
ペット用品4,430円
合計8,880円


ドッグフード・クッション・シャンプーなどの購入でチリツモになりました。

クッションは1,500円~2,500円ほどの犬用を購入していたのですが、すぐに噛みちぎり、綿を誤飲するため何度も買い替える羽目に…


4個目を捨てたあとに、ダイソーで500円のいい感じのクッションを見つけ、それは壊されずに使用できています。


ワンちゃんを迎えるにあたり、ワンちゃんにかかった金額や購入したペット用品の詳細はこちらです。

小型犬にかかった費用
  • ワンちゃん代 129,800円
  • 安心パック 35,200円
  • ペット保険 42,070円
  • ゲージ・水飲み 22,000円
  • ヒーター 2,000円
  • トイレ 4,730円
  • エサ皿・おもちゃ 1,500円


ワンちゃん代と保険代「約20万円」は、特別貯金から拝借したため、家計簿には反映していません。

ペット用品の初期費用に関しては、ざっと用意しただけでも30,000円近くかかっています。

初期費用は驚くほどかかってしまいましたが、これからもっとお金がかかると思うので、どんどん記録していきます。

食費

72,625円

食費57,000円
外食費15,625円
合計72,625円

家族で出かけることも多く、外食やBBQなどで出費がかさんでしまいました。


学童のお弁当も必要なため、いつもより食料を多めに買ったことも要因です。

日用品

5,350円

ドラッグストア5,350円
ネットショップ
100円ショップ
合計5,350円

日用品は、基本的に上記の3か所で買うことが多いです。


頭痛薬や日焼け止めの購入でそれなりの金額になってしまいました。

以前は、ウェル活をバンバン活用していましたが、ポイ活があまりできていないため、頻度が減ってしまいました。

美容・衣服

19,032円

12,080円
水着6,952円
合計19,032円

毎年、夏は海に行くため、夫の水着・ウェットスーツを新調しました。

レジャー費

30,306円

11,546円
高速代4,760円
日帰り温泉14,000円
合計30,306円

家族で楽しむこと、おでかけ、お祝いごとなどはレジャー費用でまとめています。


夏休みのレジャーでいつもより高いですが、子どもたちも楽しんでくれたため、しっかり家計管理します。

5,150円

コンタクト(夫)2,640円
浄水器1,250円
3,740円/3ヶ月
Apple課金(夫婦)260円
Google課金(夫婦)500円
Amazonプライム500円
5,900円/年
合計5,150円

年払いや3ヶ月払いのもありますが、1ヶ月単位で計算しています。


コンタクトに関しては必需品ですが、他のものは最悪なくても生活できる費用です。

5,000円ほどであまり高額ではないとはいえ、年間にすると6万円以上かかってしまうため、バカにならない費用です。


今のところ必要としているものばかりなので、当分は続ける予定です。

特別費用

11,258円

ラグ7,700円
キャスター台車2,538円
粗大ゴミ券620円
証明書400円
合計11,258円

特別費用は、その他のものが多いです。


不定期にやってくる出費や浪費に近いものもここに記入しています。

ワンちゃんにおしっこやウンチをされ、ラグを新調しました。

こればっかりは対策をしっかりしていかなければなりませんね。

まとめ|2024年7月の収支結果

7月の収入363,000円
7月の固定費222,288円
7月の変動費158,974円
収支結果‐18,262円

2024年7月の収支結果は、18,262円の赤字でした。


6月はなんとか黒字にできたものの、再び赤字に舞い戻り…


イベントが多い夏休みだからと言い訳ばかりしてもお金はたまりません。


年間特別費をしっかり確保して、毎月の赤字をなくします。

今年1年で、赤字家計を脱却するぞー!

小さな節約より固定費削減でお金がたまる!

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