「嫁が正社員だと羨ましい…」共働きにための対応策と注意点を解説!


嫁が正社員で働いている家庭を見ると、

収入が多くて生活にも余裕があるんだろうな…

奥さんも自立して働いてて立派だな…


それに比べて、専業主婦の嫁に不満を持つ方も多いのではないでしょうか。


しかし、妻が正社員で働くには夫の協力が不可欠で、それを理解せずに実現すると夫婦間のストレスやケンカが増える可能性があります。


妻が正社員になってからトラブルにならないために、これから紹介する「正社員のメリット・デメリット」をしっかり理解しましょう。

お互いが納得した上で、夫婦・家族のために今後どうすればいいかを考えましょう。

この記事を書いた人

あお

  • 2児の母・パート主婦歴5年
  • 年収350万円の貧乏生活経験あり
  • 固定費削減で年間50万円の節約に成功
  • 4年で資産0→800万円達成

嫁が正社員だと羨ましいと感じる理由

妻が正社員だと羨ましいと感じるのは、正社員であるさまざまなメリットがあるからです。

生活が安定する

定期的に旅行に行けたり、好きなときに外食ができたり、節約ばかりにとらわれずに楽しみながら生活したいですよね。


特に、毎月ローン返済をしている家庭にとっては「払えなくなったらどうしよう」という不安がある方も多いのではないでしょうか。


夫婦共に正社員で働くと、毎月安定した収入を得ることができるため、お金の不安やストレスを減らせます。

お金に余裕があると、使い道の選択肢も増え、プライベートも充実できますね。


実際に、厚生労働省の調査「雇用形態別にみた賃金」では、女性の正社員・正職員の賃金は300万円ほどということがわかります。

引用:雇用形態別にみた賃金


夫の収入+月20万円ほど収入が増えると、貯蓄や資産運用に回せるお金も増え、将来のお金の不安もなくなります。

夫になにかあってもなんとかなる

大黒柱である夫でも、病気やケガで急に働けなくなったり、体力や精神的に限界で仕事をやめたりすこともあるかもしれません。


夫の収入だけに頼っていると、もしもの時に家族は、大きな不安を抱えることになってしまいます。


しかし、妻に安定した収入があれば、お金の不安を少しでも減らすことができるのです。

もしも、病気やケガで4日以上働けなくなったときは、傷病手当を受けることができます。


ただし、支給にはさまざまな条件があり、もらえる額もあまり多くはありません。

引用:全国健康保険協会
平均標準報酬月収が26万円だった場合

直近12ヶ月の平均標準報酬月額が26万円だったとき

26万円÷30=8,670円

8,670円×2/3=5,780円

1日あたりの傷病手当金の支給金額は約5,780円になります。


上記の支給金額を例に、妻の月々の収入額で比べてみました。

妻が正社員妻が正社員以外妻が扶養内パート妻が専業主婦
夫の傷病手当5,780円×22日
約13万円/月
5,780円×22日
約13万円/月
5,780円×22日
約13万円/月
5,780円×22日
約13万円/月
妻の収入年収300万円
20万円/月
年収200万円
13万円/月
年収100万円
8.5万円/月
0円
月の合計収入33万円26万円21.5万円13万円
妻の収入額による比較

妻が扶養内パート・専業主婦だと、収入がグンと下がってしまいます。

筆者の夫も傷病手当をもらった経験がありますが、思ったより少なくて生活するだけでも本当に大変でした。

妻が正社員だと、安定した収入があるため、夫の収入が減ったときでもなんとか生活していけそうですね。

子どもへの選択肢が広がる

子どもが「サッカーが上手になりたい」「ピアノが弾けるようになりたい」といったときにも、好きなタイミングで好きなことをさせてあげることは親として理想です。


子どもが大きくなったときも、行きたい大学があるのに「学費が払えないから」と、お金を理由にあきらめることだけはさせたくないですよね。

妻に安定した収入があれば、子どもの習い事も気にせずさせてあげられますね。


実際に、株式会社バンダイ「子どもの習い事に関する意識調査」での、習い事にかける月謝の平均額がこちらです。

引用:「子どもの習い事に関する意識調査」

1人当たり習い事にかかる費用は月1万円以上で、子ども2人だと2~3万円ほどかかる計算になります。

今の収入+5万円あれば
  • 子どもの習い事に15,000円
  • 教育資金として月35,000円貯金


上記のように、今の収入が5万円上がれば、子どもにかけるお金も増やせます。

パートで月5万円増やすのはむずかしいですが、正社員になれば大幅な収入アップも夢ではありませんね。

老後が安心

ただでさえ、「老後2,000万円問題」が騒がれている中で、十分な年金をもらえないとなると不安になってしまいますよね。


しかし、妻が正社員であれば厚生年金に加入できるため、老後も十分な年金を受け取れる可能性が高いです。


年金を毎月20万円もらうためには、厚生年金必要な年収の目安があります。

毎月20万円年金をもらうために必要な返金年収
世帯構成必要な平均年収
1人世帯約722万円
専業主婦(夫)世帯約350万円
共働き世帯約175万円
引用:マネコミ!

※厚生年金に40年間加入した場合


妻が厚生年金に加入していれば、夫の年収を大幅に上げなくても、月20万円の年金が受け取れる計算になります。

また、厚生年金に加入できない自営業の方だと、年金を十分な額もらえない可能性があるようです。

自営業の人は、いくら年収が高くても公的年金を毎月20万円もらうことはできません。

自営業の人がもらえる公的年金は国民年金のみで、厚生年金は受給できないためです。

マネコミ!


夫が自営業の場合でも、妻が正社員として厚生年金に加入していれば、年金を十分にももらえる可能性があるため安心ですね。

社会的に自立できる

専業主婦の妻に欲しいものがあったときも、夫の顔色をうかがったり、遠慮して我慢してしまうことが多いかもしれません。


夫も自分の収入を、妻の趣味や嗜好品ばかりに使われては、正直のところいい気はしないのではないでしょうか。


しかし、正社員で働けば、安定した収入を得ることができ、妻も夫も我慢することなく自分のためにお金を使うことができます。

自分のお小遣いの額も自分で決められ、ストレスや我慢も軽減できますね。

妻が社会的に自立するメリット
  • 世帯年収が増え、生活に安心やゆとりができる
  • 仕事を通して視野が広がり、さまざまな経験ができる
  • 仕事でのスキルを高められる
  • 社会にも家庭にも貢献でき、自己肯定感があがる
  • 夫婦で家事や育児の分担がしやすい


正社員で働くことは、経済的にも精神的にも自信がつきます。

家庭以外での交友関係も広がるため、少しくらいのいざこざは気にならなくなり、生活も豊かになります。

嫁が正社員であるデメリット

妻が正社員だと、経済的に安定したり、精神的の自立できメリットが多いです。

しかし、毎日一生懸命働いている分、犠牲にしているものも多いのが現状です。

家事・育児の負担が増える

正社員の妻が、残業し夜遅くに帰ってきたときに、夫が家事や育児に協力的でなければ、毎日喧嘩になるかもしれません。


働いている・疲れているは妻も夫も同じため、妻だけに負担が大きいようでは、妻のストレスは増えていくばかりです。


妻が正社員で稼いでくれるためには、夫の協力が不可欠です。

夫が家事や育児に協力できなければ、妻が正社員として働き続けることはむずかしいかもしれませんね。


下記は、厚生労働省による「仕事と育児等の両立支援に関するアンケート調査報告書」を抜粋したものです。

仕事と育児の両立の
むずかしさで辞めた理由
正社員
(女性)
非正社員
(女性)
自分の気力・体力がもたなそうだった(もたなかった)59.3%41.7%
勤務先に育児との両立を支援する雰囲気がなかった33.3%41.7%
夕方から夜間(18~21時)までの時間帯に勤務時間があった29.6%12.5%
配偶者・パートナーの協力が得られなかった
配偶者・パートナーが辞めることを希望した
25.9%25.0%
家族の協力が得られなかった・家族が辞めることを希望した14.8%8.3%
引用:「仕事と育児等の両立支援に関するアンケート調査報告書」


「仕事を続けたかったが仕事と育児の両立の難しさで辞めた理由」の中で、「自分の気力・体力がもたなそうだったと答えた女性が多いです。


また、「配偶者・パートナーの協力が得られなかった」ことが理由で、仕事を辞めてしまう女性もいることがわかります。

妻に正社員になってほしい夫は、家事・育児は積極的に行うことが鉄則です。

子どもとの時間が減る

両親が共働きだと、子どもを朝早くに保育園に預け、みんなが帰ったあとにお迎えに行くような生活になってしまうかもしれません。


子どもがかわいそうだな…と、罪悪感をもちながら働いているパパ・ママも多いのではないでしょうか。


専業主婦で子育てに専念できていた妻にとっては、正社員になることで子どもと触れ合う時間がグンと減ってしまいます。

特に、子どもが小さいうちの成長は見逃したくないですよね。

見逃したくない子どもの成長
  • 寝返りやハイハイ
  • つかまり立ち
  • 立った日
  • 靴を履いて歩いた日
  • 初めて話した言葉
  • スプーンや箸を上手に使えるようになった

0歳~3歳までの子どもは、できることが毎日のように増えていきます。


保育園に預ける時間が長ければ長いほど、子どもの成長を見逃してしまう可能性もあるため、親にとっては葛藤するポイントですね。

仕事が忙しくストレスが増える

仕事での責任が多く、たくさんの仕事を任されたり、残業が続くこともあるかもしれません。


家に帰っても、仕事の電話やメールのやりとりがあると、一息つく暇もなく疲れてしまいますよね。

仕事だけでも精一杯な状況では、家庭のことを気にする余裕もできませんね。


下記は、コクリコの「長時間労働」が子育て世代と周りに与える弊害を引用したものです。

「たとえば夫婦関係では、『女性が週60時間以上働くと、離婚率が上がる』という研究があります。

また、親の労働時間が長いと、子の発達に影響が出るとの研究もあります。

「親が忙しすぎるとどうしても、子どもの生活や精神面で、十分にサポートができなくなります。スクリーンタイムの管理不足や肥満、問題行動にも繫がってくる。この面の解説は小児科医の先生方にお願いしたいですが、『親の働き方が子どもに影響する』という事実は、科学的に確認されています」

コクリコ


収入や仕事を優先するあまり、家庭にとって望ましくないことも起きてしまうことは絶対避けたいです。


妻が社員としてバリバリ働くためには、リスクもしっかり考慮しなければなりませんね。

出費が増える可能性もある

仕事に疲れていることで、外食の回数や「がんばったご褒美に!」と、高額な買い物が増えるかもしれません。


共働きになり収入が増えると、自然と生活水準も上がってしまい、気付かないうちに出費が増えている可能性があります。

正社員だからこそ増える出費
  • 繁忙期の旅行やお出かけで出費がかさむ
  • 疲れやストレスで嗜好品がふえる
  • 出勤時の私服を定期的に買い足す
  • ランチや外食が増える
  • 家事代行やネットスーパーなどを活用し、時間をお金で買うことが増える

専業主婦だと、常に節約を意識してしまいますが、収入があるからこそ、財布のひもが緩みそうですね。


収入より支出が少なければ問題ありません。


ただし、貯金ができなかったり、ムダな出費が増えるようであれば、家計についてしっかり考える必要があります。

嫁が正社員だと羨ましいと思うときの対処法

妻に正社員になっては欲しいけど、デメリットもあるし…結局どうすればいいのか迷っている方へ対処法を紹介します。

夫婦で話し合う

「生活が苦しいから働いてくれ」「家にいても暇だろ?」と夫の気持ちばかりを押し付けては、妻もいい気持ちはしないですよね。


逆に「あなたの収入が低いから」「主婦業をバカにしないでよ」と、妻も反論しケンカに発展しかねません。

話し合いがうまくいく方法
  • 相手から見た状況や気持ちを想像して伝える
  • 相手とこれからもうまくやっていきたい意思を伝える
  • 自分の状況と気持ちを伝える
  • 今後の希望を2つ以上の選択肢で提案する
夫

いつも家事や育児を毎日してくれてありがとう。

息子はイヤイヤ期だし、毎日お世話するの大変だよね。

家事の合間とかにちゃんと休めてる?

夫

家族3人でこれからもいろんな所に出かけたいし、老後とかも2人で不自由なく暮らしたいと思ってる。

夫

ただ、今の俺だけの収入だと、息子の教育費とか老後資金とかちゃんと貯めていけるか不安なんだよね。

夫

だから、今のうちから妻にも働いてほしいと思っていて。

2人で働けば収入も増えて、少しでも将来の資金も貯められと思うんだけど、妻はどう考えてる?

夫

いきなり、正社員とかだと妻も大変だから、最初はパートで少ない時間で働くのはどう?

それか、妻は前職でのスキルがあるから、それを活かして時短勤務とかはどうかな?

もし、息子の育児が大変で、仕事との両立がむずかしかったら、来年からとかでもいいから少し考えてほしいな。

夫

もちろん俺ができることは積極的にやるから。

妻の返答がどうなるかはわかりませんが、なるべく相手に寄り添いながら、お互いの意見を言い合える雰囲気をつくりましょう。

正社員で働くとなると、妻の負担は大きくなるため、お互い納得するまでは焦らず話し合いを重ねましょう。

家事・育児を分担する

妻に正社員になってもらいたいのであれば、夫も家事や育児を公平にしなければなりません。


夫の方が残業が多かったり、収入が多かったりすると、つい「オレの方が大変なんだから…」と家庭のことは後回しになることも考えられます。


しかし、保育園の送迎やご飯づくり、夫が帰ってくるまでの間の育児は妻一人でこなしてることになります。

家事分担方法
  • やらなきゃいけない家事をピックアップ
  • お互いの得意・不得意を伝える
  • 得意な家事は、多めにする
  • どちらも不得意なら交代で担当する
  • 時短家電を活用する


勤務時間や得意・不得意でどちらかに偏りがでてくるときも、その都度自分の気持ちを伝えましょう。


決めたとおりにできなかったり、不満がたまることもあったりするので、定期的に話し合い、お互いが納得した上で分担していきましょう。

わが家は、平日の家事は基本的に筆者、休日は夫にできるだけがんばってもらっています。

パートや在宅ワークを提案する

正社員を希望していても、ブランクの長さや勤務時間などで理想の仕事に就けない可能性も高いです。


また、子どもがまだ小さいのであれば、仕事を急に休むことも考慮して仕事を探さなきゃなりません。

そのため、まずはパートで時間調整しながら働いたり、在宅でできる仕事から始めることもおすすめです。


在宅でできる仕事にはさまざまな職種があり、経験を積みスキルを磨けば、正社員以上の収入を得ることもできます。

主婦でも始めやすい在宅ワーク
  • Webライター
  • Webデザイナー
  • インスタ運用代行
  • 動画編集
  • オンライン秘書
  • データ入力

など


パソコン一つあれば挑戦できるものばかりなので、興味があるものは情報収集したり、求人を探したり行動してみましょう。


ただし、在宅ワークにもいくつかのデメリットがあります。

在宅ワークのメリット

  • 通勤しなくていい
  • 家事や育児との両立がしやすい
  • 人間関係の悩みが少ない
  • 仕事時間を決められる

在宅ワークのデメリット

  • プライベートとの切り替えがむずかしい
  • 孤独を感じやすい
  • 初心者は単価が低い
  • 納期を守るための自己管理が必要

パートだと、働いた分(時間)のお給料がもらえ、安定した収入を得ることができます。


ですが、在宅ワークの種類によっては、出来高制のものもあるため、収入は不安定になりやすいです。

それぞれの働き方の特徴を理解し、自分の中で何を優先したいかを考えてみましょう。

正社員になったときを想定する

専業主婦だった妻が、正社員として働きに出ると、家庭の環境はガラリと変わります。


環境が変わってから改善しようとしても、慣れない環境にお互い疲れや不満がたまってケンカが増えるかもしれません。

夫婦で話し合い、家族のために妻が正社員になると決めたのであれば、できるだけ長く続けてほしいですよね。


そのために、家事や育児の分担や休日の過ごし方、旅行や季節ごとのイベントなど、約束事をきちんと決めておきましょう。

シミュレーションしておくこと

シミュレーションしておくこと対応方法(例
子どもの急な熱の対応呼びだし・休みは交互に対応
曜日で担当を決める
じじばばに頼めるようにしておく
平日の家事分担ご飯づくりは妻・後片付けは夫
休日の家事分担部屋の掃除は交互にやる
買い物は妻・その他の家事は夫
子どもの送迎朝は夫・迎えは妻
曜日で担当を決める
休日の過ごし方週に1回は家族で出かける
旅行年に3回は行く

勤務時間や残業の多さなど、家庭によって変わってきますが、なるべく細かく対応方法を決めておくと、いざというときにスムーズにいきます。


どちらかだけに負担が大きくならないように、その都度話し合いながら、ルール変更することも大切です。

お金のプロに相談する

妻に正社員になってほしい理由に、「お金の不安があるから」と思う夫は多いのではないでしょうか。


誰だって、ずっと働き続けるのはきついと感じることがあります。

ですが、家族を支える大黒柱として、弱音を吐くことはなかなかむずかしいですよね。


自分が頑張らなきゃ家族が大変なことになってしまう…と毎日責任やプレッシャーと戦っている方も多いのではないでしょうか。


ですが、まずはお無料でお金の不安から解放できる方法があるのです。

それがマネーキャリアのFP相談です。