太陽光発電の見積りで失敗・後悔しないためのチェックポイントを解説!

この記事でわかること
  • 設置するときは見積もり比較をしたほうがいい理由
  • 見積もりで失敗しないための注意点

「太陽光発電の見積もり比較って大切」って聞くけど、何社も見積もりとるのってなんだか面倒そう…

見積りサービス使うと、営業がしつこそうでイヤだな…


太陽光発電の設置を検討している方は「見積もり比較した方がいいとはわかっているけど、正直めんどくさいな…」と思っているかもしれません。

実際に、私も太陽光発電+蓄電池を設置するまでは、見積もり比較の重要さをわかっていませんでした。


それどころか、見積もり比較できるサービスがあることも知らずに、1社のみの見積りで契約してしまったことを後悔しています。


この記事に辿りついたということは、「損しないためには見積も比較が重要」ということをご存じの方が多いと思います。

結論はこちら

見積もり比較をしないと…

  • 設置費用を100万円以上損してしまうかもしれない
  • 信頼できる業者がわからない
  • わからないことは自分で調べなきゃいけない
  • 費用だけでなく保証面やサポートの比較もできない


など、費用面や保証面で損してしまう可能性があります。


太陽光発電は数年前と比べ設置費用は安くなったとはいえ、それでも100万円以上はかかってしまう製品です。

100万円以上もかけて設置するので、あれば絶対に失敗はしたくないですよね。


設置を検討している方は「とにかく設置費用を抑えたい!」と思っている方が多いのではないでしょうか。


設置費用を抑えることで、短い期間で元をとることもできるため理想ではありますが、それだけで施工業者を決めてしまうと、逆に損してしまう可能性もあるのです。


ただし、これから紹介する5つのポイントをおさえながら見積もりを行なうことで、損することなく設置することができます。

実際に太陽光発電を設置した、わが家の体験談を交えながら解説します。

太陽光発電の見積もり比較をしたほうがいい理由

太陽光発電で見積もりをとることは、設置費用をなるべく安くするためだと思っている方が多いです。


たしかに設置費用が高いと、支払いが厳しいと設置をあきらめてしまう方もいます。

実際にわが家も、設置費用をこれから払っていけるかの不安はかなりありました。


ですが、

  • メーカー
  • 太陽光パネルの容量
  • パワーコンディショナーのスペック
  • 蓄電池を併用するか


などによって設置費用は大きく変わってくるのです。


施工方法や同じメーカーでも、太陽光パネルの性能で価格が変わることもあります。


例えば、パネルのメーカーや保証内容が同じであれば、費用を比べて判断しても問題はありません。


ですが、費用は安くてもアフターフォローがなかったり、保証が少なかったりすると、費用の安さだけで判断するとあとあと後悔してしまうかもしれません。

  • 発電量を多くして、売電収入をたくさん得たい
  • 電気代を節約したい
  • 停電時でも電気を使いたい
  • とにかく安くで設置して、元を取りたい


など、設置する目的を決めることで、その目的にあった太陽光発電を選ぶことができます。

とはいえ、設置する前の私のように、ほとんど知識がない状態で見積もりを見ても、どれがいいのか正直ピンとこないですよね。


わからないことは仕方ないとしても、それをいいことに相場よりも高額な価格で設置をすすめる悪徳業者がいるのも事実です。

何度も言いますが、高額な太陽光発電の設置費用を抑えることはめちゃくちゃ重要です。


ただ、価格だけで判断してしまうことは後悔につながりかねません。


そのため、これから紹介する5つの注意点をおさえることで、損することなく施工業者を選ぶことができます。

太陽光発電の見積もりするときの注意点


太陽光発電の適正価格を知るためには、見積もり比較が大切だとお伝えしました。

ですが、価格だけで施工業者が「怪しいのか?」「信頼できるのか?」を見抜くことは、正直むずかしいですね。


そこで、信頼できる業者かどうかを判断するために、見積もりの際にチェックすべきポイントをご紹介していきます。

見積もり時のチェックポイント
  1. 総額
  2. kW単価の相場
  3. 補助金制度
  4. シミュレーション内容
  5. 信頼できる業者を選ぶ

設置してから損しないためにも、5つのポイントをおさえながら見積もりをすすめていきましょう。

総額を確認する


総額を見ることで、相場の価格と比較して適正かどうかを判断することができます。


見積もり書の項目には主に以下のような項目が含まれています。

  • 太陽光発電パネル費
  • パワーコンディショナー費
  • 架台費
  • 接続箱代金
  • 工事費
  • ケーブル・配線費
  • その他諸経費


施工業者によって、記載してある項目が多少異なることもありますが、だいたいはこのような項目で構成されています。


というのも、施工業者によって内訳を変えることが可能だからです。

わが家の体験談では…

見積もりで出された、内訳に値引き項目がある

例)値引き前 150万円 
  値引き  50万円
  総額   100万円

というように総額から値引きがされていました。

値引き部分があって、実際にかかる内訳の費用がわかりにくいのですが…

実際の内訳はいくらなのでしょうか?


と、内訳の詳細について聞くと、新しい見積書を作成してきました。


そのときの内訳が、最初の内訳と変わっているところがちらほらあったのです。

  • それぞれの項目があったのに
    ➡「架台・ケーブル・その他」まとめられていた
  • 保証とひとまとめだったのが
    ➡工事保証
    ➡自然災害補償
    ➡発電保証とわけられていた


というように、総額は変わらないのですが内訳は業者のほうで自由に変えられるようです。

kW単価の相場を確認する

見積書の価格が適正なのかどうか判断するときは「kW単価」を基準にしましょう。


下記の画像は、経済産業省による太陽光発電費用の平均値の推移です。

出典:経済産業省
年度設置費用の平均値(1kWあたり)
2012年46.5万円
2019年30.5万円
2020年29.2万円
2021年28.8万円
太陽光発電費用の平均値の推移


こう見てみると10年前と比べ、約半分くらいの価格で設置できるようになったのです。

経済産業省の資料から確認できる2023年太陽光発電の相場価格は以下の通りです。

設置容量設置費用1kWあたりの価格
5.00kW130.5万円26.1万円/kW

※こちらの数値は
調達価格等算定委員会|経済産業省 
の配布資料から算出しました。

この相場価格は経済産業省が算出した日本全国の太陽光発電の相場価格です。

ソーラーパートナーズ
  • 2021年では1kWあたり➡28.8万円
  • 2023年では1kWあたり➡26.1万円


数年の差でも、年々減少傾向にあるのがわかります。


メーカーや太陽光パネルの容量によって価格は異なってしまいますが、相場よりかけ離れた見積もりだったときは「即決」しないように注意しましょう。


訪問販売(催事も当てはまります)での契約では、人件費・交通費などの経費がかかってしまうため、経済産業省が出している、相場価格より高くなってしまう傾向にあるのです。


訪問販売業者によっては、1kWあたり40万円を超える価格で販売しているところもあるそうです。


また、kW単価が安いと「お得に設置できてラッキー!」と感じるかもしれません。

ですが注意点として、古い型や性能が悪い格安パネルを大量に設置することでも、kW単価を安くすることができてしまうのです。

そのため、kW単価が相場より安すぎる業者には気をつけましょう。

補助金制度の確認

太陽光発電や蓄電池を設置する際に、国や自治体の補助金を受け取れることがあります。

  • 本来なら受け取れるはずの補助金の存在を教えてもらえなかった
  • 補助金の受け取りが先着順で、申請が通らなかった


など、受け取れたかもしれない補助金の存在を知らない方もいるのです。

補助金を受け取れないと、数万~数十万円損してしまう可能性もあります。


ちなみにわが家の住んでいる自治体も、太陽光発電+蓄電池の補助金制度があったですが…


先着順だったため申請を受け付けてもらえず、補助金を受け取ることができませんでした。

年度ごとに補助金の予算が決まっていることもあるため、早めのチェック・問い合わせをおすすめします。


また、わが家のように補助金が受け取れない可能性もあるため、先ほど解説した「まずは総額を確認する」についても、補助金を含めない総額を確認しましょう。

アフターサービス・保証内容を確認


太陽光発電システムは、「メンテナンスフリー」と言われ、寿命が長い製品と言われていました。


しかし、それでも太陽光パネルは定期的にメンテナンスをしないと、発電量が落ちたりを、発電効率が悪くなったりなどの不具合が起こります。

パワーコンディショナー(電気を変換する機器)や、蓄電池(電気を貯めておく機器)などは、太陽光パネルよりも寿命が短いです。


太陽光発電は、15年~30年と長く使い続けるものです。


そのため、アフターサービスや保証内容も、業者を決める上でとても重要になります。

実際に契約した業者の
アフターメンテナンスサービス
  • 工事保証
  • 自然災害補償(10年)
  • 発電補償(15年)
  • 無料出張サービス

このような保証がついています。

シミュレーションを確認する

これは私が、太陽光発電を実際に設置してかなり重要だなと実感しているポイントです。


見積もりをもらうときには、施工業者がつくったシミュレーション内容も一緒に説明してくれます。

シミュレーションとは?

設置した太陽光発電でどれくらいの電力気がつくられて、その電気がどれくらい「節電」「売電」に使われ、経済面への影響をあらわしたものです。


わかりやすくいうと、太陽光発電を設置して儲かるのか?がわかる経済効果シミュレーションということになります。


太陽光発電のシミュレーションは、太陽の位置日射量・パネルの配置などの要素を組み合わせて、太陽光発電の性能や発電量を予測することができます。

ここでチェックしておきたいポイントは、「どれくらいで元が取れるのか?」ということです。


発電量や売電収入額・自家消費額などの説明もあると思いますが、「結果的に何年で元を取れるのか」の説明がなかったときは、こちらから質問してみてください。


ただし、シミュレーションや元を取れる年数に関しても、必ず信頼できる業者さんを選ぶことがとても重要になってきます。

太陽光発電の知識があまりない人にとっては、発電量や自家消費量などの偽造や誤りに気付くことは正直むずかしいです。


誤りあっても、業者が提示してくれたシミュレーションを信じてしまいます。

信頼できる業者を選ぶ

太陽光発電を設置する上で、とても重要なポイントです。


適正な価格や保証内容が充実しているかを見極めるには、複数の業者の見積りを比較することです。


他社との見積もり比較をせずに、1社のみの見積りだけを見て契約してしまうと、

  • 「相場より高かった…」
  • 「もっと安くで設置できたんじゃないか…」


と、あとあと後悔することになります。


「もっと安くで設置できたんじゃないか…」と後悔するのは、まだいいほうで…

  • 手抜き工事された
  • 相場より大幅に高い価格で契約してしまった
  • アフターサービスがない
  • 保証が少ない


など、ずさんなサービスの悪徳業者に捕まってしまうことを一番避けなければなりません。


信頼できる施工業者をどうやって見極めればいいかわからない方におすすめなのが「ソーラーパートナーズ」の見積もり比較サービスです。

紹介してもらえるのは、施工からアフターフォローまでを一貫して行う自社施工会社なので、安心して任せられます。

とはいえ、見積もり比較ってしつこい営業が多そうで不安ですよね…。


さらに、加盟店のしつこいセールス・押し売りを抑制するためにイエローカード制度があるのです。


加盟店からしつこい勧誘があった場合は、加盟店への指導を行った上で、加盟店の変更等の措置をとってくれます。


そのため、しつこい営業が不安な方でも安心して利用できます。

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見積もり比較をすることで…

  1. 蓄電池の価格
  2. ローンの詳細
  3. アフターサービス
  4. 保証内容


など、価格だけではなく保証についても複数の業者で比較できるのもメリットになります。


信頼できる施工業者を選ぶためにもソーラーパートナーズの「見積もり比較サービス」を利用しましょう。

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