
こんにちは!低収入世帯、2児のワーママです。
今回は、私たちの生活に直結している電気代についてお話していきます。
コロナ禍の外出自粛の影響・急激な円安・ロシアのウクライナ侵攻による世界情勢の影響で、ここ数年の電気代の値上がりが話題になりました。
コロナ禍による、外出自粛や会社員の方もリモート出勤に切り替わったり、家で過ごすことが増え、光熱費の負担が増えた家庭も多かったのではないでしょうか。
また、急激な円安や、世界情勢の影響で原油・エネルギー価格の高騰により、私たち国民にも大きな影響を受けました。
2023年5月現在は、国の政策により、電気代支援がおこなわれ、以前よりは電気代の値上がりは落ち着いてきました。
しかし、電気代支援は2023年9月までとなっており、それ以降はまた電気代の値上げが起こると言われています。
プラス食品の値上げも止まることなく、様々なサービスでも値上げラッシュが続いています。

低収入世帯+ローン地獄のわが家にとっては、今後の生活に影響しすぎて、お先真っ暗です。
そこで今回は、今後も続くであろう電気代値上げを少しでも対策できる、太陽光発電についてお話します。

わが家は、2022年1月に太陽光発電を設置しました。マイホームを購入してから2年後に、あと付けで太陽光発電を設置しました。
タイミングとしては、ロシアによるウクライナ侵攻が始まる少し前に、太陽光発電を設置完了し、太陽光発電でつくられた電力を自家消費する生活になりました。
太陽光発電を設置したことによる、電気代の推移を前年比や、燃料費調整額などと一緒に実際の数字でまとめてみました。
- 一戸建て、家族4人暮らしの電気代の推移
- 太陽光発電で、電気代は節約になるのか?
- 実際の売電収入額
- 電気代の単価自体の値上がり

わが家のリアルな電気代をまとめてあるので、みなさんのご家庭と照らし合わせてご覧ください。
Contents
太陽光発電導入後の電気代は?

実際の電気代を公開の前に、わが家の電気代や太陽光発電に関わることをかんたんに説明します。

電気代の推移を見たい方は、とばしてください。
わが家の電力会社

まず初めに契約している電力会社について説明します。
わが家は、一戸建てを購入後は「東京ガス」でガス代と電気代をまとめて契約していました。
その後、家計改善をしている中で、少しでも固定費を抑えたくて楽天モバイル・楽天ひかりなど生活費を楽天経済圏に乗り換えていきました。
その流れで、楽天でんき・楽天ガスにまとめて乗り換えました。

楽天でんきのメリットを簡単にお伝えします。
- 楽天ポイントが貯まる
▶楽天ガスとセットで、100円で1ポイント - 楽天ポイントが使える
▶期間限定ポイントも支払いに利用できる - 基本料金「0円」
- 加入キャンペーンでポイントがもらえる
▶今ならエントリーで5000円ポイントプレゼント - webサイトでいつでも電気代を確認できる
▶日別・時間別と細かいデータを見れる

わが家にとっては、メリットが多く、中でも「基本料金0円」に惹かれて楽天でんきに乗り換えました。
太陽光発電の設置について

- 2021年10月に楽天でんきに乗り換え
- 太陽光発電を設置完了
2022年1月 太陽光発電からの電力を利用できる - 売電(再生可能エネルギー固定価格買取制度)が承認
2022年7月 売電収入がスタート
お気づきの方も多いと思いますが、太陽光発電システムを設置完了し、太陽光発電からの電力を使えるようになっても、同時に売電収入がスタートするわけではありません。
売電収入を得るためには、電力会社や経済産業省への申請手続きが必要になります。
しかし、この申請がおりるまで結構な時間がかかる場合があるのです。
早ければ1〜2ヶ月、長ければ半年以上かかることもあるそうです。

なんとわが家は、半年後にやっと申請がおりました。半年間は、どんなに発電できても「0円」です。この期間は、本当につらかったです。とにかく自家消費するのに必死でした。
太陽光発電を設置してくれた業社さんも、「自分たちも売電がいつスタートするかわからないので、とにかく申請がおりるまで待つしかない」ということでした。
国のシステム上そうなってしまうのは、仕方のないことですが、太陽光発電のローンも始まるので、とにかく早く売電が始まってほしかったです。
4人家族の電気代事情

次に、わが家の電気代事情をお話します。
それぞれの家庭によって異なると思いますので、電気代の推移と一緒に参考にしてください。
- 夫婦 + 保育園児2人の4人家族
- ペット・生き物はいない
- 夫婦共働き + 子ども保育園のため、日中は家にいない
- 土日に家族みんなで外出のときも家にいない
- 関東在住
▶︎23坪(78㎡)の3LDKの小さな一戸建て
▶︎オール電化ではない
子どもがまだ小さいため、家にいるときは、家族全員リビングで過ごしています。
寝るときも4人一緒なので、エアコン使用量は少ない方です。
- エアコン3台(1代はほぼ稼働していない)
- 冷蔵庫・洗濯機・テレビ
比較的新しいため、省エネで節電効果あり - 加湿空気清浄機は付けたり消したりで、常時使用ではない
- お掃除ロボット・食洗機あり
使用頻度は2日に1回くらい - 6kg回せる洗濯乾燥機
(楽天で購入) 週2〜3回 - 暖房機器はエアコンとこたつのみ
まあまあ寒い
家電を買い替えるときは少し高くても、基本的に省エネ家電を選んでいます。
総務省が実施した家計調査によると、「2022年、4人世帯の月々の電気代の平均は13,948円」です。
家の広さも、一戸建てとはいえ、小さな家・家族がいつも同じ空間にいる・冬の暖房機器がほぼないため、家計調査による4人世帯の電気代平均より安い方だと感じました。

同じ4人世帯でも、年齢・季節・地域・住環境によって電気代は変わってきますね。
「基本料金0円」の楽天でんきを利用しています。
- 契約プラン プランS(一般的な家庭向け)
- 契約容量 40A

基本料金が0円なので、電気代が比較的安いわが家でも助かっています。
▶︎システム出力3.5kWの太陽光発電の設置
▶︎蓄電池もセットで契約、設置
日中は家を空けているため、太陽光発電の電力は蓄電池に貯めています。
夕方帰宅後に、蓄電池の電力を自家消費する生活をしています。
一戸建て4人家族の電気代の推移

それでは、わが家の電気代の推移について、実際の金額をまとめてみました。

この1年で色々あったので、流れを簡単にまとめました。
東京ガスから楽天でんきに乗り換え
「基本料金0円」で、電気代節約につながる
電気料金の単価「26.50円」
太陽光発電システムの設置完了
太陽光発電による電力を使う生活スタート
電気代の単価が「29.45円」に値上がり
実質2.95円の値上げ
太陽光発電による売電収入がスタート
新電力会社の「燃料費調整額の上限撤廃」が急増
楽天でんきも、燃料費調整額が値上がり
国の政策による電気代支援がスタート
2023年1月〜9月まで実施予定
実際の金額を詳しく説明します。

電気料金のプランS従量料金単価は「26.50円」
- 電気代 4,840円(174kWh)
燃料費調整額 単価-2.04円 - 前年比 -2,881円(7,721円)
- 電気代 6,357円(221kWh)
燃料費調整額 単価-1.09円 - 前年比 +2,149円(4,208円)
- 電気代 10,587円(361kWh)
燃料費調整額 単価-0.53円 - 前年比 +5,834円(4,753円)
- 売電収入なし
寒い時期ということもあり、電気代が高くなっており、前年比よりプラスの状況が続いています。
- 電気代 4,928円(174kWh)
燃料費調整額 単価-1.53円 - 前年比 +504円(4,424円)
- 電気代 7,833円(256kWh)
燃料費調整額 単価0.74円 - 前年比 -536円(8,396円)
- 売電収入なし

2月下旬に太陽光発電を設置完了し、発電を開始しました。売電収入はまだ発生していません。
- 電気代 2,249円(71kWh)
燃料費調整額 単価1.83円 - 前年比 -4,943円(7,192円)
- 売電収入なし

太陽光発電により、電気代が昨年より安くなり始めました。
- 電気代 2,184円(68kWh)
燃料費調整額 単価2.27円 - 前年比 -2,974円(5,158円)
- 売電収入なし
- 電気代 1,372円(42kWh)
燃料費調整額 単価2.74円 - 前年比 -1,490円(4,234円)
- 売電収入なし

6月から、プランS従量料金の単価「29.45円」に値上がりました。
- 電気代 1,613円(49kWh)
燃料費調整額 単価2.97円 - 前年比 -2,862円(4,475円)
- 売電収入なし
- 電気代 1,888円(51kWh)
燃料費調整額 単価4.15円 - 前年比 -2,921円(4,809円)
- 売電収入 3,332円

売電収入がやっとスタートし、初めて電気代を引いてもプラスになりました。
- 電気代 2,963円(78kWh)
燃料費調整額 単価5.10円 - 前年比 -2,498円(5,461円)
- 売電収入 2,958円
- 電気代 2,166円(55kWh)
燃料費調整額 単価6.50円 - 前年比 -5,503円(7,669円)
- 売電収入 2,516円
ウクライナ侵攻の影響による燃料価格の高騰で、11月から燃料費調整額の上限撤廃する新電力会社が増えたり、楽天でんきは、「市場価格連動型のプラン」に変わりました。

電気料金の内訳にある「燃料費調整額」の単価が上がってしまうと、電気代も比例して上がってしまいます。楽天でんきも燃料費調整額がどんどん上がっていきました。

「燃料費調整額の上限撤廃」が話題となり、大手電力会社に乗り換える人も多かったですね。
- 電気代 2,580円(68kWh)
燃料費調整額 単価8.07円 - 前年比 -4,483円(7,063円)
- 売電収入 2,023円
- 電気代 2,130円(50kWh)
燃料費調整額 単価9.72円 - 前年比 -2,710円(4,840円)
- 売電収入 2,057円
- 電気代 4,590円(98kWh)
燃料費調整額 単価13.94円 - 前年比 -338円(4,928円)
- 売電収入 629円
- 電気代 7,335円(155kWh)
電気代燃料費調整額 単価14.43円 - 前年比 +2,582円(4,753円)
- 売電収入 408円

燃料費調整額が右肩上がりの影響で、前年より電気使用量は減っているのに、電気代は高くなっていることがありました。

国の政策による電気代支援がスタートしました。2023年1月〜9月の間、実施される予定です。
- 電気代 3,642円(109kWh)
電気代燃料費調整額 単価0.52円 - 前年比 -4,754円(8,396円)
- 売電収入 1,054円
- 電気代 1,370円(47kWh)
燃料費調整額 単価-3.73円 - 前年比 -5,822円(7,192円)
- 売電 2,703円

電気代支援のおかげで、わが家の電気代も落ち着いてきました。
電力会社の乗り換えからスタートし、太陽光発電の設置、売電収入のスタート、電気代単価の値上げ、燃料費調整額の値上げ、国による電気代支援などで、わが家の電気代の推移は大荒れでした(笑)
電気代を取り巻く環境にここまで変化があると、太陽光発電を設置したほうが良かったのかどうなのか、比較がむずかしく疑問が残りました。

ただ一つ言えることは、電気代が今後安くなることはなさそうです。

なかなか落ち着きそうにない世界情勢の影響からみても、電気代の値上がりはどんどん進みそうですね。
わが家の今の状況では、太陽光発電のローンの支払いもあるため、電気代の節約ができ、売電収入が入っても、家計的にはマイナスです。
しかし、電気代単価や、値上がりの推移を数字で見たところ、着々と値上がりしているのがわかりました。
今後も電気代が大幅に値上がりした場合でも、太陽光発電により自家消費できているため、大きく影響を受けることは少ないのかなと感じました。
現に、2022年の電気代値上がりをあまり感じなかったのも、太陽光発電のおかげかもしれません。

電気代値上がりへの不安がある方は、一度太陽光発電について調べてみるのもありですね。
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まとめ
一戸建て4人家族のリアルな電気代の推移をまとめました。
太陽光発電を設置してから、どれくらい電気代の節約になったのか検証したかったのですが、円安や世界情勢の影響で目まぐるしく変わる電気代だったため、2022年度はあまり参考にならなかったかもしれません。
しかし、目まぐるしく変わる電気代の影響を最小限に抑えられたのは、太陽光発電を設置したおかげかもしれません。

太陽光発電にはメリットも多いですが、もちろんデメリットもあります。
太陽光発電のメリット・デメリットについてはこちら⤵︎
そもそも、太陽光発電パネルを設置できる屋根や広さがない家庭では、検討すらできません。
もし、太陽光発電の営業が来たことあるご家庭や、設置できそうな屋根があるご家庭は、太陽光発電を検討してみてもいいかもしれません。
これから値上がりを続ける電気代の心配を減らすためにも、太陽光発電について調べてみてください。
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