蓄電池は後悔する!は本当?設置して感じたメリットを徹底解説!

「太陽光発電は蓄電池とのセットで設置したほうがお得に利用できます!」って言われることが多いけど、蓄電池って本当に必要なの?

蓄電池って費用高いイメージあるし、太陽光発電だけでも十分節電になるんじゃないの?

蓄電池の設置に悩んでいる方は、こんな風に思っているかもしれません。


たしかに

  • 「蓄電池は費用が高いから損する」
  • 「つけても儲からない…」
  • 「蓄電池をつけると後悔する」

なんて意見もありますし、なかなか決断できないですね。

わが家も太陽光発電と一緒に、蓄電池を設置するかで相当悩みました。

ですが、今では蓄電池を設置してよかった!と思っています。


その理由と、最大のデメリットもあわせて解説していきます。


どうぞ最後までお付き合いください。

この記事を読んでわかること
  • 蓄電池のデメリット
  • 蓄電池のある生活は実際どうなの?
  • 蓄電池を設置した後悔ポイントは?

太陽光発電を設置すると…

  • 電気代の値上げが怖くなくなる
  • 電気代が1,000円台の月も⁉
  • 停電時にも不安がなくなる
  • 食洗器や洗濯乾燥機をバンバン使える
  • 夏のエアコンも我慢しなくていい
  • 雨の日でも自家消費で節電できる

こんな未来が待っています!

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蓄電池はやめたほうがいい理由とは?

わが家が、実際に蓄電池を設置するときに、悩んだ内容はこちらです。

蓄電池はやめたほうがいい理由
  1. 設置費用が高い
  2. メンテナンスが必要
  3. 蓄電池の寿命後はどうする?
  4. 夜得プランを利用していない

詳しく解説していきます!

設置費用が高い

「蓄電池はやめたほうがいい」といわれる、一番の理由としては、設置費用の負担です。


蓄電池自体の価格は、気軽に購入できる価格帯ではありません。


蓄電池の容量や機能、メーカーによって変わってきますが、だいたい100万円〜300万円ほどはかかるといわれています。


蓄電池の価格は、蓄電池の中に貯めておける容量が大きいほど、価格も高くなります。

わが家が設置した蓄電池の本体価格は、5kWhで約100万円でした。

太陽光発電とセットで設置したため、工事費用は安くすんでるかもしれませんが、100万円は決して安い買い物ではないため、家計の負担になってしまいます。


わが家は太陽光発電+蓄電池のローンを組んでいるため、蓄電池の本体価格100万円がなければ、月々のローンの負担を減らすこともできました。

▶▶わが家の実際の設置費用について詳しく解説しています↓

太陽光発電を後付け、設置費用とローン返済額を大公開!


太陽光発電・蓄電池によって電気代を削減することができても、ローン返済により家計が圧迫されては本末転倒になりますね。


決して安くはない買い物になるため、設置を考えている方は、見積もりの比較をあとまわしにせずにしてください。

少しでも設置費用を安くする方法は、複数の業者の見積もりをとって比較することです。

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蓄電池の寿命後はどうする?

蓄電池は充電と放電を繰り返しています。


充放電回数には限りがあり、無限に繰り返すことはできません。


家庭用太陽光発電は、「メンテナンスフリー」と言われ、製品寿命は約20年〜30年といわれています。

それでも太陽光パネルは定期的にメンテナンスをしないと、発電量が落ちたりを、発電効率が悪くなったりなどの不具合が起こってしまいます。


しかし、蓄電池やパワーコンディショナー(電気を変換する機器)は、太陽光パネルよりも寿命が短いです。


使用環境や充放電回数によってかわりますが、蓄電池(家庭用リチウムイオンバッテリー)の寿命は10年〜15年ほどといわれています。


保証内容はメーカーや製品によって異なりますが、保証期間内であれば、無料で交換できることもあります。

ですが、保証期間を過ぎてしまった場合は、新たな蓄電池の購入費・工事費・交換前の蓄電池の撤去処分費は自己負担になってしまいます


蓄電池は高価なものなので、100万円以上の予算は考えていたほうがよさそうです。

太陽光発電を契約時に、営業さんにはこう言われました。

営業さん
営業さん

蓄電池の交換が必要になった場合は、次は蓄電池はつけずに太陽光発電のみで自家発電していくほうがいい。


新たに設置するには費用がかかってしまうし、その頃には家庭環境が変わっているかもしれないから。


という意見でした。


これは自分たちの考えですが、一つの案として

電気自動車の購入を検討しています

太陽光発電の電力を、電気自動車(EV)の充電にあてて、蓄電池の代わりにしたいと考えています。


電気自動車だからといって簡単に購入できるものではありません。


しかし10年後、電気自動車は今よりもっと普及していると思うし、価格も今より安くなっているかもしれません。


わが家にとって車は必需品でもあるため電気自動車も視野にいれています。


それぞれの家庭で、そのときの状況を踏まえながら、新たに購入するのか、しないのかを考えなければなりません。


太陽光パネルより早い時期に、蓄電池のメンテナンス費用・交換する場合は購入費用がかかるということは頭にいれておいたほうがいいでしょう。

メンテナンス費用がかかる

先ほども説明しましたが、蓄電池の寿命としては、10年〜15年くらいといわれています。


太陽光発電・蓄電池の電力を変換するシステムをもつ、パワーコンディショナーの寿命も10〜15年といわれています。


パワーコンディショナーが設置されていないと、太陽光発電の電力を使用することができないため、故障や性能が落ちてきたら、修理や交換が必要になります。

パワーコンディショナーの1台あたりの交換費用は、本体費用・工事費用で約30〜40万円といわれているため、交換費用を確保しておかなくてはなりません。


そのため、設置から10〜15年後には、蓄電池の点検費用や、パワーコンディショナーの交換費用などを準備をしておく必要があります。


費用としては50万円ほどは積み立てておいたほうが安心です。

「夜得プラン」を契約するか悩む

蓄電池による節電方法としては⬇

電気代が安い夜間(PM11:00〜AM7:00)の間に電気を購入し、蓄電池に貯めておくことで、日中に蓄電池の電力を使えます。


電気代が高くなる日中の電気購入量を減らすことで、電気代を節約できます。


⬆この節電方法を行うためには、夜得プランなどの、夜の時間帯に電気使用量が多い方向けの電力プランに契約しなければなりません。

「東京電力」の夜トクプランを例にします

日中は不在がちだったり、 電化製品を夜間に使用することが多いなど、夜間の電気をおトクに活用したい お客さまにおすすめのプランです。

出典:TEPCO

夜トク8(エイト)

  • 基本料金 (1kW) 230.67円
  • 電力量料金 (1kWh)
    午前7時〜午後11時 42.80円
    午後11時〜翌午前7時 31.84円
  • 最低月額料金(1契約) 321.42円

夜トク12(ジューニ)

  • 基本料金 (1kW) 230.67円
  • 電力量料金 (1kWh)
    午前9時〜午後9時 44.36円
    午後9時〜翌午前9時 33.53円
  • 最低月額料金(1契約) 321.42円

上記のように、夜間時に電気代が安くなるプランでないと、夜に電力を購入しても安くならないのです。


わが家の電力会社は「楽天でんき」ですが、楽天でんきには、夜得プランのように時間帯によって電気代が安くなるプランはありません。


そのため、電気料金が安い時間帯に電力を購入して、蓄電池に貯めておくという節電方法はできません。

日中に太陽光発電でつくられた電力を蓄電池に貯めておき、帰宅後に蓄電池の電力を使って生活しています。


蓄電池内の電力が100%満タンであれば、1日で使い切ることがないため、ほぼほぼ自給自足できています。


冷暖房を使う季節は、半日で使い切ってしまうため、足りない電力は購入しています。


日中であっても電力を購入することはあるため、夜得プランに変更してしまうと、電気代が高い時間帯に購入することになり、結果的に節電効果が薄れてしまいます。


わが家は、東京電力の「夜トクプラン」を契約したことがないため、一概にはいえませんが、蓄電池内の電力を使い切らないことも多いため、わざわざ東京電力に乗り換えなくていいと判断しました。


今後、子どもが大きくなり電気の使用量がふえていけば、夜トクプランを活用したほうがいいかもしれません。

ですが、今の時点では、基本料金0円の「楽天でんき」のままでいいかなと思っています。

こればっかりは、世帯人数や電気使用量、家庭環境によってかわってくるので、シミュレーションしながら「夜トクプラン」を活用するか、判断しましょう。

蓄電池を設置するメリット

ここまでは、蓄電池を設置した後悔ポイントをおはなししてきました。


蓄電池を設置したことにより

  • ソーラーローンの負担額が増えた…
  • 蓄電池の寿命が近づいてきたときに交換するのか?
  • それとも蓄電池は撤去してしまうのか?
  • メンテナンス費用を準備しておかなきゃ

などと、考えなくてはなりません。


ですが、今の現状としては太陽光発電+蓄電池をセットで設置してよかった!」とメリットを感じることのほうが多いです。

理由としては
  1. 電力を効率よく使える!
  2. 節電になっている!
  3. いざというときに安心!
  4. 雨天時でも蓄電池の電力を使える!


くわしく理由を解説していきます。

電力を効率よく使える

わが家の電力事情です⬇

生活環境
日中に太陽光発電で自家発電

共働き夫婦・保育園児のため、外出していることが多いです。

昼間
蓄電池に貯めておく

不在で電気を使うことが少なく、蓄電池の電力は満タンになります。

帰宅後
蓄電池の電力で生活

帰宅後に、蓄電池にたまった電力を使って生活しています。

調理器具・洗濯・乾燥機・食洗機・ドライヤーなど結構バンバン使っています。

自家消費で生活
余った電力で朝方まで乗りきる

冷暖房を使わない季節は、蓄電池の電力を使い切る前に、朝日がでてきて太陽光発電をはじめてくれます。

翌日
家族全員外出

わりと早めに出勤・登園するので家では電気はほとんど使わずです。

このような感じで、天気のいい日・過ごしやすい季節は、「電力の自給自足」ができています。


蓄電池の電力のみで1日生活できることが多いので、電力会社から電気を購入する頻度がかなり低くなりました。


日中でもエアコンを付けている季節だと、蓄電池にためる電力が少なく、自給自足はむずかしいですが、それでも電気を購入する頻度が減ったので、電気代はかなり安くなりました。

節電効果を感じられる

前の記事でおはなししたように、今は「電力の自給自足」ができているため、電力会社から電気を購入する頻度が少なくなりました。


4人家族・一戸建てに住んでいますが、太陽光発電+蓄電池を設置してから、電気代が1,000円〜2,000円台の月も多くありました。

▶▶設置後のわが家の電気代・売電収入を詳しくまとめています⬇

太陽光発電は後悔する?導入して1年目の電気代と売電収入を大公開!

世界情勢や物価高騰の円安などの影響で、電気代の値上げが続いていますが、わが家の電気代はほとんど変化がありませんでした。


電気代が2022年12月頃は、値上げが著しいときで、

  • 電気代が倍以上になった
  • 4万円超えてしまった
  • 節約しているのに電気代が上がった

など、私の知り合いの方も嘆いてる方が多かったです。


そんな状況の中でも電気代が1万円を超えることがなく、太陽光発電+蓄電池を設置しておいて良かったな!」と思える瞬間です。

いざというときに安心

最近では、日本各地でふえている自然災害。


地震・台風をはじめ、最近では災害級の大雨、河川氾濫などの水害が多くみられています。


避難勧告・避難指示が出されることもよくあり、水害が起きやすい地域に住んでいる方は大雨が降るたびに不安が広がりますね。


災害により被害は少なくすんでも、災害の影響で停電が起こってしまうと、その後の生活が不安です。


そんな停電時でも電気を使うことができたら、不安を減らすことができます。

  • 夜に照明がついているだけで
  • スマホの充電ができるだけで
  • テレビで情報が見られるだけで

安心感は全然ちがいます。


わが家には、未就学児もいるため、子どもにとっても照明がついているだけで安心させることができます。


わざわざ避難所まで行かなくても電気が使えるという安心感は、太陽光発電+蓄電池を設置しているおかげだなと改めて感じます。


停電時のためだけに太陽光発電+蓄電池を設置するには、費用面での負担が大きいですが、節電・自家消費・電気代値上げへの対策プラス「もしものときの安心のために 」設置するのは、非常におすすめです。

特に小さなお子さまがいる家庭・人数が多い家庭は避難所まで行くのも大変なので電気が使えるのは安心材料になりますね。

雨天時でも蓄電池の電力を使える

太陽光発電は、名前のとおり太陽が出ていないと発電できません。


太陽が沈む夜間時はもちろん、雨やくもりの天気では発電量が落ちたり、発電ゼロになることはよくあります。

梅雨の時期や、日照時間が短い冬は当然ながら、発電量は少なくなります。


太陽光発電のみの場合だと、雨の日だと発電量が少ないため、電力を購入しなければなりません。


しかし、蓄電池のおかげで電気を購入せずにすむことがあります。

  1. 前日が晴れていて、蓄電池に満タンに電力がたまっていた場合、蓄電池の電力は1日じゃ使い切らないこともある
  2. 次の日、雨だったときでも、蓄電池の電力を使うことができる
  3. くもりであれば、発電量はゼロではないため、満タンではなくても蓄電池に電力がたまっていることがあるので、それで1日をしのげることもある


1日中外出すると、電気をほとんど使っていないため、蓄電池の電力はたまったままです。


それを翌日使うことで、天気の悪さに関係なく蓄電池の電力で生活できていることが多いです。

蓄電池のおかげで、雨の日も電力を買わなくてすんでることは、思いがけないメリットでした。

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まとめ

今回は、「蓄電池を設置したあとに後悔したこと」「それ以上に感じてるメリット」について、お話しました。


蓄電池の設置で感じる後悔は、設置費用が高い・交換やメンテナンス費用もかかることです。


費用面での負担は大きいですが、蓄電池があることで、

  • 電気の自給自足ができる
  • 電気代が安くなる・節電になる
  • 停電時の不安が減る
  • 雨天時でも蓄電池の電力で過ごせる

など、たくさんのメリットも感じています。


太陽光発電を考えている方は、蓄電池セットの設置をおすすめします。


設置費用の負担はありますが、これからもずっと続くであろう「電気代の値上げ」への対策としても自家発電・自家消費はおすすめです。

太陽光発電+蓄電池をできるだけ安く設置したい方は、一括見積もりサービス「ソーラーパートナーズ」がおすすめです!

太陽光発電を設置すると…

太陽光発電を設置後の電気代
  • 電気代の値上げが怖くなくなる
  • 電気代が1,000円台の月も⁉
  • 停電時にも不安がなくなる
  • 食洗器や洗濯乾燥機をバンバン使える
  • 夏のクーラーも我慢しなくていい
  • 雨の日でも自家消費で節電できる

こんな未来が待っています!

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