蓄電池を設置すると後悔する?後悔しないための対処法を徹底解説!

この記事でわかること
  • 蓄電池を設置して後悔する原因
  • 蓄電池がおすすめな家庭
  • 蓄電池を選ぶときのポイント

蓄電池って設置すると後悔するって聞くし実際どうなの?

蓄電池って価格が高いイメージあるし、付けて損するのもイヤだな…


蓄電池の設置に悩んでいる方は、「設置費用が高くなって損しそう…」と不安になり、設置するにもなかなか決断できないですよね。

たしかに蓄電池は本体価格だけでも100万円~300万円が相場なため、設置しても本当に元を取れるのか心配になってしまいますよね。

蓄電池は、初期費用がかかる・ローンを組まなければならないなど、価格の高さによる後悔があります。


ですがそれだけではなく、「そもそも蓄電池が必要な家庭なのか?」「必要な性能がついているのか?」という、設置前に対策できることもあるのです。


これから紹介する「蓄電池がおすすめな家庭」にあてはまるかをチェックしたり、「後悔しない対策」を実践することで、最適な蓄電池を選ぶことができます。

まずは自分の家庭には、蓄電池が本当に必要なのかをチェックしてみましょう。


もし、必要だと感じたら蓄電池の性能や、適正価格で購入する方法も紹介しているため参考にしていただければ幸いです。

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蓄電池で後悔する原因とは

蓄電池を設置したあとに後悔してしまう原因はいくつかあります。

蓄電池はやめたほうがいい理由
  1. 設置費用が高い
  2. 蓄電池の性能をよく知らなかった
  3. メンテナンス費用がかかる
  4. 蓄電池の寿命後はどうするか考える必要がある
  5. 蓄電池だけだと節電効果が少ない


まずは後悔する原因を知り、対策することで損してしまうことを避けられます。

設置費用が高い


蓄電池自体の価格は、気軽に購入できる価格帯ではありません。


蓄電池の価格は、蓄電池の中に貯めておける容量が大きいほど、価格も高くなるのが特徴です。


経済産業省が公表しているデータを参考に見てみましょう。

出典:経済産業省
蓄電池の価格(1kWhあたり)工事費(1kWhあたり)
5kWh未満13.9万円10.0万円
5~10kWh未満12.7万円19.6万円
10kWh以上10.3万円26.7万円
全体平均11.7万円22.5万円
引用:家庭用蓄電システムのシステム価格、工事費(容量別)


このように蓄電池の本体価格は容量が大きいほど安くなっていますが、工事費用は高くなっているのがわかります。


そのため、価格を見ても容量が大きければ大きいほどいいということではなく、それぞれの家庭の電気使用量に合った容量を選ぶことが重要です。

わが家が設置した蓄電池の本体価格は、5kWhで約100万円でした。


太陽光発電とセットで設置したため、工事費用は安くすんでるかもしれませんが、100万円は決して安い買い物ではないため、家計の負担になっていることはまちがいありません。


わが家は太陽光発電+蓄電池のローンを組んでいるため、蓄電池の100万円がなければ、月々のローンの負担を減らすこともできました。


なかなか痛い出費ですよね。


太陽光発電・蓄電池によって電気代を削減することができても、ローン返済により家計が圧迫されては本末転倒になります。


月々のローン返済が思ったより負担になり、後悔してしまうケースが多いのです。

ですが設置費用が、高いのか安いのかって、ぶっちゃけ判断するのってむずかしいですよね。


いくら「設置費用の相場はこれくらいだよ」といわれても、蓄電池の容量・性能・メーカーによって価格はさまざまです。


そこでおすすめなのが、蓄電池の一括見積もりもできるサービスです。


「設置費用が高かった」と悩む方は、わが家のように複数業者の見積りを比較していないことが多いのです。


家を建ててくれたハウスメーカーさんの紹介や、訪問販売・催事場での勧誘で、1社のみの見積りを見て判断してしまうことが多いからです。

複数の業者の見積り比較をしなかったことで、相場とかけ離れた価格で設置してしまい、損してしてしまう可能性が高いです。


価格が相場より高すぎるのも後悔の原因になりますが、逆に価格が安すぎた場合も思わぬリスクが潜んでいます。


アフターサービスがなかったり、メンテナンス費用が思った以上にかかったり、価格が安いからといってトータルで見るとお得にならないこともあります。


そのため、相場から大きく外れた価格には十分注意しなければなりません。

蓄電池の適正な価格(相場)を知るには見積もり比較がおすすめです。

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  • 発電シミュレーションが適切であるか
  • メンテナンス・補償はついているか?
  • 1kWあたりの価格はどれくらいか?
  • 実績のある施工業者なのか?


損しないための比較をすることができます。

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蓄電池の性能で選ばなかった

蓄電池を選ぶときは、「電気代を節約するため」「停電など緊急時でも電気を使えるようにするため」といったように目的があると思います。


その目的に合った蓄電池を選ばないと、実際に設置してから

  • 停電時に使えなかった
  • 使用できない電化製品があった
  • 設置スペースの確保が大変だった


など後悔してしまうことがあります。


蓄電池の性能を簡単にまとめてみましたが、くわしい性能については下記でも紹介しているため参考にしてください。


蓄電池のくわしい性能はこちら▶▶

蓄電池の性能
  1. 定格出力(電力を出力する数値)が大きい
    ➡複数の電化製品を同時に使える
  2. 特定負荷型
    ➡停電時に一部の電化製品しか使えないため、不便になる
  3. 全負荷型蓄電池
    ➡すべての電化製品を使用できるので、停電時でも快適に過ごせる
  4. 単機能型
    ➡どのメーカーの太陽光発電システムにも適合する
    ➡ハイブリッド蓄電池に比べて価格が安い
  5. ハイブリッド型
    ➡停電時も十分に蓄電池に充電できる
    ➡設置スペースが少なくて済む

停電時の性能について

  • 「特定負荷型」
    あらかじめ指定した部屋でのみ電気を供給できるタイプ
    ブレーカの1~2回路程度まで電気を供給できる回路

    ➡キッチンなど最低限電気の必要な部屋へ電気を供給できれば問題ないという場合は、「特定負荷型」を検討してみましょう。
  • 「全負荷型」
    全部屋で電気が使えるタイプ

    ➡100V・200V家電共に使用できるタイプも多いため、照明の他にエコキュートやIHクッキングヒーター、エアコンなども使用したい方におすすめ

でも素人の私たちには、蓄電池の性能ってむずかしいし、よくわからないですよね。


そこで、太陽光発電や蓄電池のプロに相談できるサービスもおこなっている「ソーラーパートナーズ」を利用してみてもよいでしょう。

蓄電池の寿命後を考える必要がある

蓄電池は充電と放電を繰り返していて、充放電回数には限りがあります。


家庭用太陽光発電は「メンテナンスフリー」と言われたほど、製品寿命は長く約20年〜30年といわれています。


ですが、蓄電池やパワーコンディショナー(電気を変換する機器)は、太陽光パネルよりも寿命が短いです。


保証内容はメーカーや製品によって異なりますが、保証期間内であれば無料で交換できることもあります。


もし、新たに蓄電池を買い替えようと考えている方は、100万円以上の予算は考えていたほうがよさそうです。


寿命がきたときにどうするか悩むよりも、設置したときにある程度の考えを整理しておくことをおすすめします。

これはわが家の考えですが、一つの案として「電気自動車の購入を検討」しています。

10年後、電気自動車は今よりもっと普及している&価格も今より安くなっていると思い、視野にいれています。


それぞれの家庭で、そのときの状況を踏まえながら、新たに購入するのか、しないのかを考えなければなりません。


太陽光パネルより早い時期に、蓄電池のメンテナンス費用や、買い替える場合は購入費用がかかるということは頭にいれておいたほうがいいでしょう。

メンテナンス費用がかかる

先ほども説明しましたが、蓄電池の寿命としては、10年〜15年くらいといわれています。


太陽光発電・蓄電池の電力を変換するシステムをもつ、パワーコンディショナーの寿命も10〜15年といわれています。

パワーコンディショナーの1台あたりの交換費用は、本体費用・工事費用で約30〜40万円といわれているため、交換費用を確保しておかなくてはなりません。


設置費用やメンテナンス費用、交換費用もあり思ったより、費用がかかってしまい「こんなはずではなかった…」と後悔してしまう人も多いです。


そのため、設置から10〜15年後には、蓄電池の点検費用や、パワーコンディショナーの交換費用が必要と想定しておき、今から少しずつでも積みたてておくことで対策できます。

蓄電池だけだと節電効果が少ない


ただし、この節電方法をおこなうためには、夜得プランなどの「夜の時間帯に電気使用量が多い方向けの電力プランに契約」しなければなりません。

「東京電力」の夜トクプランを例にします

日中は不在がちだったり、 電化製品を夜間に使用することが多いなど、夜間の電気をおトクに活用したい お客さまにおすすめのプランです。

出典:TEPCO

夜トク8(エイト)

  • 基本料金 (1kW) 230.67円
  • 電力量料金 (1kWh)
    午前7時〜午後11時 42.80円
    午後11時〜翌午前7時 31.84円
  • 最低月額料金(1契約) 321.42円

夜トク12(ジューニ)

  • 基本料金 (1kW) 230.67円
  • 電力量料金 (1kWh)
    午前9時〜午後9時 44.36円
    午後9時〜翌午前9時 33.53円
  • 最低月額料金(1契約) 321.42円

上記のように、夜間時に電気代が安くなるプランでないと、夜に電力を購入しても安くならないのです。


わが家の電力会社は「楽天でんき」ですが、楽天でんきには「夜得プラン」のように時間帯によって電気代が安くなるプランはありません。


そのため、電気料金が安い時間帯に電力を購入して、蓄電池に貯めておくという節電方法はできません。


蓄電池単体の設置では、大幅な節電効果がみられないことがあります。


そのため蓄電池の設置を考えている方は、太陽光発電も一緒に設置することで「自家消費」もでき、節電効果は高まります。

蓄電池がおすすめな家庭

蓄電池を設置しようか考えている方は、こちらのチェックポイントにあてはまれば、設置を検討しましょう。

蓄電池がおすすめな家庭
  1. 太陽光発電を設置している
  2. 電気代が高くて悩んでいる
  3. 災害時の停電に備えたい
  4. 設置スペースがある
  5. オール電化を取り入れている

太陽光発電を設置している

蓄電池の設置によるメリットは節電になることです。


太陽光発電によってつくられた電気を使いきれなかった場合は、売電にまわし収入を得ることができます。


ですが、夜間・雨天時など太陽光パネルで発電ができないときには、電力を購入しなければなりません。


そこで太陽光発電+蓄電池を併用して使うことで、夜間・雨天時など発電できないときでも、蓄電池の電気を使えば電気を購入しなくて済みます。

わが家は、蓄電池の電気が翌日も残っていることがあるので、翌日が雨で発電できないときでも、蓄電池の電気を使えているため、少しでも節電できています。

家庭用電気料金月別単価の推移(青:規制料金/オレンジ:自由料金)

出典:経済産業省

上の表は、電気料金の単価の推移を表したものです。


2016年4月には「18.6円」だった電気料金単価が、2022年4月には「29.6円」まで上がっているのがわかります。


2022年は、ロシアによるウクライナ侵攻で情勢が著しく動き、最高で「39.0円」まで値上げしています。


その後は、国の政策もあったため電気代も落ち着いてきましたが、円安や世界情勢の影響で今後も値上げが予想されます。


特に、日中に家を空けることが多い家庭は、昼間に太陽光発電でつくられた電気を蓄電池に貯めておき、夜はその電気を使い自家消費できるため、効率よく電気を使えます。

わが家は、日中家を空けることが多いため、貯めた蓄電池の電気で1日生活できる日もあります。

そのため電気代が1,000円台の月も多いです。

電気代が高くて悩んでいる

家族の人数が多い家庭や、電気使用量が多い家庭には、蓄電池を導入することで節電効果が期待できます。


先ほど電気料金の単価の推移についてお話ししましたが、電気料金の単価は年々上がってきているのです。

例として、わが家が利用している「楽天でんき」料金の単価を見てみましょう。

プランS(アンペア契約)料金プラン

一人暮らしから家族まで一般的なご家庭や、小規模な事務所向けプランです。

プランSに相当する各電力会社の料金プラン
北海道/東北/東京/中部/北陸/九州電力:従量電灯B相当(現在の契約アンペア数が10~60Aのお客様)
関西/中国/四国電力:従量電灯A相当
沖縄電力:従量電灯相当

エリア従量料金(税込)
北海道電力エリア46.30円/kWh
東北電力エリア40.90円/kWh
東京電力エリア41.55円/kWh
中部電力エリア41.40円/kWh
北陸電力エリア39.10円/kWh
関西電力エリア37.60円/kWh
中国電力エリア40.90円/kWh
四国電力エリア41.20円/kWh
九州電力エリア41.77円/kWh
沖縄電力エリア44.70円/kWh
引用:Rakuten Energy


わが家は東京電力エリアのため、2023年10月の単価は「41.55円/kWh」となります。

↑実際の電気利用明細でも、「41.55円」と記載されています。

2022年4月の「29.6円」に比べ、だいぶ高く感じてしまいますね。


当たり前ですが、電気をたくさん使えば使うほど電気代はどんどん高くなってしまうのです。


太陽光発電単体だと、電気を貯められないためどうしても売電収入に頼ってしまいがちです。


電気を購入しなければならない夜間や雨の日に、蓄電池の電気を使うことで、電気を購入することを極力減らせます。


また、電気使用量が多い家庭だと、蓄電池により自家消費できる量も増えるため、節電効果をより感じることができます。

災害時の停電に備えたい

停電になったときでも、蓄電池に貯まった電気を使えるため、停電による不便さを減らすことができます。


さまざまな自然災害がふえている現代の日本では、停電時に電気をつかえることは安心材料になります。

注意点

これではいざという時に、電気が使えず結局困ってしまいますね。

そのため「太陽光発電+蓄電池」の併用がマストになります。

また、真夏の熱中症や真冬の氷点下での生活は、停電が原因で命の危機に陥ってしまうリスクもあります。

太陽光発電+蓄電池を設置しているからといって、すべての電力をまかなえるわけではありませんが、災害・停電時の不安を減らすことはできます。

設置スペースがある

蓄電池本体は、容量が大きいとサイズも大きくなります。


そのため設置するには、最低限のスペースが必要です。


室外に設置するものは、エアコン室外機ほどのスペースが確保できれば、問題なく設置できるでしょう。


わが家の蓄電池ユニットパワーコンディショナーの実際の写真です⬇

室外機が3台置かれているような大きさです。



こちらは、室内に設置した分電盤やリモコンです↓

蓄電池の分電盤の写真
蓄電池のリモコンの写真

洗面所に設置しているため、リビングからも見えず「邪魔だな…」と思うこともありません。

パワーコンディショナーは、太陽光発電と蓄電池を共有して使える「ハイブリット型」のパワーコンディショナー1台だけ設置しています。


「スペースの確保がむずかしい」という方は、複数のメーカーに相談して、設置できる適切な機器を提案してもらいましょう。

オール電化を取り入れている

オール電化を取り入れている家庭では、電気料金プランの価格設定が夜間時安くなっていることが多いです。

夜間の安い時間帯に電力購入し、蓄電しておくことで節約効果が期待できます。


プラス太陽光発電で自家発電した電力を蓄電すれば、安い価格で電力を購入or自家発電のサイクルができ、電気代をグッと抑えることができます。


電気を使う頻度が多いオール電化と、蓄電池のメリットを最大限に活用できる方法です。

蓄電池の選び方のポイント

蓄電池を設置してから後悔しないためにも、これから紹介するポイントを抑えるようにしましょう。

蓄電池の選び方のポイント
  1. 蓄電池の種類や特徴を知る
  2. 保証期間をチェックする
  3. 複数の業者を比較する


設置前に対策できるものばかりなので、価格や性能で損しないためにも実践しましょう。

蓄電池の種類や性能を知っておく

蓄電池を選ぶときは、性能がいいものも大事ですがそれぞれの家庭に合ったものを選ぶことがとても重要です。


「蓄電池の性能なんてわからない」と思うかもしれませんが、完璧じゃなくても「こんな種類があるんだ」となんとなくでも理解しておくと、選ぶときに役立ちます。

私は業者さんに説明してもらいましたが、本当にチンプンカンプンだったので、「自分だったらこっちがいいな」と考えながら読みすすめてください。

蓄電池を選ぶチェックポイント
  1. 蓄電池容量
  2. 定格出力
  3. 特定負荷型or全負荷型
  4. 単機能型orハイブリッド型
  5. 充放電の回数
  6. 設置スペース

蓄電容量

「蓄電容量」は電力を蓄えられる容量です。


蓄電容量が大きいほうがいいですが、その分費用もかかってしまいます。


また、蓄電容量が使う電力に見合っていないと充電する回数も増えてしまい、蓄電池の寿命を短くしてしまうこともあります。

家庭用蓄電池の容量目安

家庭用蓄電池の容量はだいたい「4 ~ 16kWh」です。


「太陽光パネルの設置容量」からだいたいの試算ができます。

例)太陽光パネルの設置容量3.5kWの場合

  1. 太陽光パネルの設置容量
    3.5kW
  2. 年間発電量(太陽光パネル設置容量 × 1100)
    ➡3,850kWh
  3. 1日の発電量(年間発電量 ÷ 365日)
    ➡10.5kWh
  4. 1日の余剰発電(1日の発電量 – 自家消費分(4kWh))
    ➡6.5kWh

余剰電力で蓄電池に貯めるには、太陽光パネル容量が3.5kWのときの最適な蓄電容量は、だいたい6.5kWhということになります。

定格出力(電力を出力する数値)

蓄電池にためておける電気量を容量といい、蓄電池が一度に吐き出せる電気量を出力といいます。


電化製品を使うときには最低限必要な電力があります。

  • エアコン 約600W~
  • 冷蔵庫 約300W~
  • テレビ 約300W~
  • 掃除機 約500W~
  • ドライヤー 約1000W~

など、使う電化製品によって電力は変わってきます。


そのため日常的に使いたい家電や、同時に使っても大丈夫な定格出力に対応できる蓄電池を選びましょう。

わが家の蓄電池の定格出力は「3.0kW」のため、同時に使いすぎると電気を購入することになってしまうため、注意が必要になります。

特定負荷型・全負荷型

蓄電池の仕様には、特定負荷型・全負荷型があります。

  • 特定負荷型蓄電池
    ➡停電時に一部の電化製品しか使えないため、不便になる
    ➡供給電力が100Vのため、200Vのエアコン・IH・エコキュートなどは使用できない
  • 全負荷型蓄電池
    ➡すべての電化製品を使用できるので、停電時でも快適に過ごせる

特定負荷型より高価格になりますが、停電したときの利便性を考えると、全負荷型蓄電池がおすすめです。

単機能型・ハイブリッド型

単機能型蓄電池

太陽光発電のパワーコンディショナーを取り外さずに、別で蓄電池用のパワーコンディショナーを取り付けるタイプを「単機能型蓄電池」といいます。

  • メリット
    ➡どのメーカーの太陽光発電システムにも適合する
    ➡ハイブリッド蓄電池に比べて価格が安い
  • デメリット
    停電時に十分な充電ができない(停電時、太陽光発電のパワーコンディショナーは自立運転モードになるため)
ハイブリッド型蓄電池

1台で、太陽光発電と蓄電池の機能を兼ね備えたハイブリッド型蓄電池

  • メリット
    停電時も十分に蓄電池に充電できる
    ➡設置スペースが少なくて済む
  • デメリット
    ➡太陽光パネルは設置してあり、蓄電池を後付けする場合に適合するかどうか
    適合性が悪いと、太陽光パネルの発電量が下がるため注意が必要
  • 停電時に充電ができるか?
  • 設置スペースはあるか?
  • 蓄電池が後付けなのか?

などで選び方も変わってきますが、利便性の高いハイブリッド型がおすすめです

充放電の回数

蓄電池は無制限に使用できるものではなく、充放電できる回数が決まっています。

蓄電池のサイクル数は約6,000回~12,000回といわれています。


このサイクル数により、蓄電池の寿命もかわってきます。


1回の充電1回の放電セットで1サイクルです。


1日1サイクルなので、「サイクル数 ÷ 365日」でだいたいの寿命が計算できます。

  • 6,000回サイクル ➡ 約16年
  • 12,000回サイクル ➡ 約32年

と、リチウムイオン電池のだいたいの寿命が10年以上も変わるということです。


充放電の回数は、蓄電池の種類やメーカーごとにより変わってくるため、サイクル回数や価格・性能を比較し、自分に見合ったものを選びましょう。

わが家の蓄電池のサイクル数は、記載されていなかったため調べてみると、「6000回」ということでした。

蓄電池の寿命は「15年」くらいと考えておいてよさそうですね。

設置場所・スペース

蓄電池本体の設置場所は、屋内屋外のどちらかになります。


それぞれデメリットもあるため、どちらにするかも大切なポイントです。

  • 屋外型 ➡雨風にさらされるため、破損や故障のリスクが高い
  • 屋内型 ➡故障のリスクは低いが、稼働音が気になることがある

蓄電池本体は、以前よりも小型化していますが、屋内・屋外どちらもそれなりのスペースが必要なため、設置できる大きさのものを探しましょう。

保証期間をチェックする

ハイブリッド型は、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナーを1台にまとめたものです。

電量の変換ロスを抑えられ、効率よく電気を自家消費できるのがメリットです。


ですが、もともと「太陽光パネル+パワーコンディショナー」で取り付けていたものを

  1. 太陽光パネルのパワーコンディショナを取り外す
  2. 太陽光パネル+「ハイブリッドパワーコンディショナー+蓄電池」を新たに取り付ける

必要があります。


「太陽光パネル+パワーコンディショナー」でもともと付帯されていた保証が、「ハイブリッドパワーコンディショナー+蓄電池」を後付けした場合でも、保証を受けられるのかを確認しておきましょう。

複数の業者を比較する

太陽光発電や蓄電池の契約を「即決してしまう」シチュエーションで多いのが、突然やってくる訪問販売業者です。


ですが、他社との見積もり比較をせずに、訪問販売業者のみの見積りだけ見て契約してしまうと、

  • 「相場より高かった…」
  • 「もっと安くで設置できたんじゃないか…」


と、あとあと後悔することになります。


「もっと安くで設置できたんじゃないか…」と後悔するのは、まだいいほうで…

  • 手抜き工事された
  • 相場より大幅に高い価格で契約してしまった
  • アフターサービスがない
  • 保証がない


など、ずさんなサービスの悪徳業者に捕まってしまうことを一番避けなければなりません。


信頼できる施工業者をどうやって見極めればいいかわからない方におすすめなのが「ソーラーパートナーズ」の見積もり比較サービスです。

紹介してもらえるのは、施工からアフターフォローまでを一貫して行う自社施工会社なので、安心して任せられます。

とはいえ、見積もり比較ってしつこい営業が多そうで不安ですよね…。


さらに、加盟店のしつこいセールス・押し売りを抑制するためにイエローカード制度があるのです。


加盟店からしつこい勧誘があった場合は、加盟店への指導を行った上で、加盟店の変更等の措置をとってくれます。


そのため、しつこい営業が不安な方でも安心して利用できます。

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見積もり比較をすることで…

  1. 蓄電池の価格
  2. ローンの詳細
  3. アフターサービス
  4. 保証内容


など、価格だけではなく保証についても複数の業者で比較できるのもメリットになります。


信頼できる施工業者を選ぶためにもソーラーパートナーズの「見積もり比較サービス」を利用しましょう。

蓄電池の設置で悩んでいる方へ

太陽光発電や蓄電池はかんたんに導入できるほど、安い価格のものではありません。


そのため「本当に設置したほうがいいのかな…」「損したらイヤだしな…」と思う気持ちもよくわかります。


太陽光発電や蓄電池を検討する理由は、電気代を抑えたい・売電収入を得たい・災害時の対策をしたいという前向きな思いからだと思います。

それに関しては、わが家も蓄電池を設置して良かった!と後悔はしていません。


実際に電気代も大幅に安くなっていて、蓄電池のおかげで自家消費もできており、ムダなく電気を使えています。


子どももまだ小さいため、災害時の停電にも対応できそうで安心材料にもなっています。

ただ一つ後悔していることは、訪問販売業者1社の見積もりのみで、契約してしまったことです。


他社の業者と比較をしなかったため、価格・保障・アフターサービスの面において、最適なものを選べたのかがわからないのです。


もっと安くで設置できたかもしれません。


もっとわが家に合う蓄電池があったかもしれません。


そう考えてしまうと「なんで1社の見積もりのみで契約してしまったのだろう…」と後悔することはあります。

見積もり比較をするだけで、

  • 悪徳業者にひかっからない!
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など、見積もり比較サービスを利用するメリットはたくさんあります。


わが家のように見積もり比較をせずに後悔しないためにも、無料でできる「蓄電池見積もり比較サービス」を利用しましょう。

太陽光発電を設置後の電気代

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