蓄電池はやめたほうがいいは嘘!実際に設置して分かったメリット・デメリット紹介

この記事でわかること
  • 「蓄電池はやめた方がいい」と言われる理由
  • 実際に利用して感じたメリット
  • 蓄電池がおすすめな家庭
  • 蓄電池の選び方

蓄電池ってつけたほうがいいって聞くけど、設置して損するのはイヤだしな…

蓄電池はやめた方がいいって意見もあるけど、実際どうなの?


蓄電池の設置に悩んでいる方は、「逆に出費が増えそう…」と不安に思い、設置するにもなかなか決断できないですよね。

たしかにわが家も、蓄電池だけで100万円以上の費用がかかってしまったため、設置すべきなのか相当悩みました。


ですが今では、蓄電池も一緒に設置してよかったと思っています。


実際、わが家は日中に太陽光発電でつくられた電力を蓄電池にためておき、夜は蓄電池の電力でほとんど生活できています。


そのため太陽光発電を設置するなら、蓄電池も一緒に購入することをおすすめしています。


蓄電池にはさまざまな性能があるため、それぞれの家庭にあった蓄電池を選ぶことが損しないためにはとても重要です。

ただし、蓄電池が必ずしも必要ではない家庭もあるため「わが家は本当に必要なのか?」は、本文を読みすすめて検討してみてください。

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「蓄電池はやめたほうがいい」と言われる理由

まず最初に「蓄電池はやめたほうがいい」と言われる理由を説明していきます。

蓄電池はやめた方がいいと言われる理由
  1. 設置費用が高い
  2. 充電回数に限りがある
  3. 蓄電池だけだと節電効果が薄い
  4. 貯められる容量が決まっている
  5. 設置スペースが必要

設置費用が高い

1番のネックは、やはり費用が高いことです。


蓄電池自体の価格は、気軽に購入できる価格帯ではありません。

蓄電池の容量や機能、メーカーによって変わってきますが、だいたい100万円〜300万円ほどはかかるといわれています。

ちなみにわが家の蓄電池自体の価格は、5kWの容量で100万円ほどでした。

太陽光発電だけなら、およそ半分の費用で設置できる計算になります。


蓄電池の価格は、蓄電池の中に貯めておける容量が大きいほど、価格も高くなります。


ですが容量が大きいものを選べば「お得になる・節電できる」というわけではないのです。


蓄電池にたくさんの電力を貯めておくことができても、その電力を十分に消費できないと、節電効果よりも設置費用ばかり高くなってしまいます。


容量が大きいものを選ぶというよりは、家庭で消費する電力量や太陽光発電量により、ムダなく活用できる容量がおすすめです。

わが家の場合

蓄電池容量「5kWh」です。

5kWhとは、

  • 太陽光発電による電力を自家消費したい
  • 防災にも役立てたい

家庭にもまかなえる容量です。※世帯人数や電気使用量によって異なる場合があります。


わが家の電気使用量は平均からすると少ないため、5kWhの蓄電池容量でちょうどいい感じに自家消費できています。

蓄電池を検討する場合は、家庭に合った容量や停電時に使い勝手がよいものを選ぶと、効率よく電気を使うことができるでしょう。

充電回数に限りがある

蓄電池は、充電と放電を繰り返します。


しかし充放電回数には限りがあり、無限に繰り返すことはできません。

蓄電池の寿命の目安
  • リチウムイオン電池
    4,000~12,000回(11年〜33年)
  • リン酸鉄リチウムイオン電池
    ➡8,000~12,000回(22年〜33年)

使用環境や充放電回数によって異なりますが、家庭用リチウムイオンバッテリーの寿命の目安はだいたい10年〜20年ほどです。


蓄電池の寿命やサイクル数は、あくまでも目安なため、使い方によっては劣化が早まる可能性があります。

高温環境ではバッテリーの劣化が進み、低温環境ではバッテリーの性能が低下するといわれているよ!


また、充電を繰り返すたびに少しずつ劣化が進むため、一度に貯められる電力量も減っていきます。


そのため、修理・交換が必要だったりメンテナンスが必要になるでしょう。

蓄電池のみだと節電効果は薄い

蓄電池は電気を貯めておくことができるので、災害時や停電時には最大限に活用することができます。

蓄電池のみの節約方法

電気代が安い夜間(PM11:00〜AM7:00)の間に電気を購入し、蓄電池に貯めておき、日中は蓄電池の電力を使うことで節電効果が高まるでしょう。


電気代が高くなる日中の電気購入料を減らすことで、節電につながります。

ですが、デメリットもあります。

  • 夜間の電気代を安く購入するためには、「夜トクプラン」の専用の料金プランに変更する必要がある
  • 「夜トクプラン」だと、逆に日中の電気代が高い設定になってしまう
  • 電力会社によって、夜間の電気代が安いプランがないこともある※わが家の使用している「楽天でんき」は「夜得プラン」はありません。

蓄電池の電力を使い切ってしまい、日中に電気を購入してしまうとトータル的に電気代が高くなってしまう可能性もありますね。

費用面ではどうしても高くなってしまいますが、やはり太陽光発電システムと蓄電池を合わせて活用するほうが、自家発電・自家消費・売電もでき効率的に節電することができます。

設置場所が必要

蓄電池を設置するには、最低限のスペースが必要にです。


蓄電池本体は、容量が大きいとサイズも大きくなります。


エアコン室外機ほどのスペースが確保できれば、設置も問題なくできるでしょう。


わが家の蓄電池ユニットパワーコンディショナーの実際の写真です⬇

室外機が3台置かれているような大きさです。



こちらは、室内に設置した分電盤やリモコンです↓

洗面所に設置しているため、リビングからも見えず「邪魔だな…」と思うこともありません。


「スペースの確保がむずかしい」という方は、複数のメーカーに相談して、適切な機器を提案してもらいましょう。

わからないことはプロに相談できる!

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蓄電池を設置するメリット

ここまでは、蓄電池をつけないほうがいいといわれる理由をお話してきました。


わかります!痛いくらいに。


低収入+ローン地獄のわが家には、「これ以上ローン増えたら生活できなくなるよ…」と、めちゃくちゃ悩みました。

電気代が安くなればという思いで設置に踏み切りましたが、実際に1年間太陽光発電+蓄電池を使ってみて、思った以上にメリットが多かったです。


そこで次は、蓄電池を設置するメリットについて解説していきます。

蓄電池のメリット
  1. 電気代の節約になる
  2. 災害時にも安心
  3. FIT期間終了後でも活用できる

電気代の節約になる

蓄電池の設置によるメリットで1番感じることは、電気代の節約になることです。


蓄電池がない場合、使いきれなかった電力は売電にまわすことができます。


ですが、夜間・雨天時など太陽光パネルで発電ができないときには、電力を購入しなければなりません。


電気代の単価がどんどん上がっているこのご時世では、なるべく電気を購入しない方が節約につながります。

世界情勢の移りかわり・日本の物価高で、こんなに電気代が高くなるなら、蓄電池設置しておいて良かった!と思うことが多くなりました。


特にわが家は、共働き・保育園児のため、日中は家を空けています。


そのため昼間に太陽光発電でつくられた電力を蓄電池に貯めておいて、夜自家消費できるため、効率よく電力を使えています。

停電時や災害時でも電気が使える

さまざまな自然災害がふえている現代の日本では、停電時に電力をつかえることは安心材料になりますね。

わが家も、夫が太陽光発電に賛成したのは、停電・災害時に備えられるのが大きかったみたいです。

ですが注意点もあります。

太陽光発電+蓄電池をセットで設置したとき、蓄電池の電力を効率よく自家消費することができるのです。


蓄電池のみの設置だと、貯めておく電力は電力会社から購入する必要があります。



災害により電力供給ができなくなった場合、蓄電池があっても貯めておく電力を購入することができません。

そのため「太陽光発電+蓄電池」の自給自足がマストになります。


真夏の熱中症や、真冬の氷点下での生活は、停電が原因で命の危機に陥ってしまうリスクもあります。

太陽光発電+蓄電池を設置しているからといって、すべての電力をまかなえるわけではありませんが、災害・停電時の不安を減らすことができます。

FIT期間終了後でも活用できる


つまり10年が経過すると、固定買取価格制度(FIT)が終了します。


電力会社によって変動しますが、FIT終了後には17円より安い価格で売電することになるのです。


そのためFIT終了後は、売電収入を得るよりも、蓄電池に電気を貯めておき自家消費して節電するほうが有効に活用できます。


10年間(FIT期間)に縛られることなく電力を有効的に消費できるため、長い目でみてもメリットが大きいです。

FIT価格がどんどん下がっている傾向を考えると売電収入重視ではなく、蓄電池による自家消費することが電力をお得に活用できますね。

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蓄電池はやめたほうがいい?設置がおすすめな家庭とは

蓄電池を有効に活用するためには、それぞれの家庭の生活環境にも左右されます。


蓄電池を設置しようか考えている方は、こちらのチェックポイントにあてはまれば、設置を検討しましょう。

蓄電池をおすすめの家庭
  1. 電気代が高くて悩んでいる
  2. 日中の在宅時間が少ない
  3. オール電化を取り入れている
  4. 災害時の停電に備えたい
  5. FIT期間が終了している

電気代が高くて悩んでいる

家族の人数が多い家庭や、電気使用量が多い家庭には、蓄電池を導入することで節電効果が期待できます。


家庭用電気料金月別単価の推移(青:規制料金/オレンジ:自由料金)

出典:経済産業省

上の表は、電気料金の単価の推移を表したものです。


2016年4月には「18.6円」だった電気料金単価が、2022年はロシアによるウクライナ侵攻で情勢が著しく動き「39.0円」まで値上げしています。


その後は、国の政策もあったため電気代も落ち着いてきましたが、円安や世界情勢の影響で今後も値上げが予想されます。

例として、わが家が利用している「楽天でんき」料金の単価を見てみましょう。

エリア従量料金(税込)
北海道電力エリア46.30円/kWh
東北電力エリア40.90円/kWh
東京電力エリア41.55円/kWh
中部電力エリア41.40円/kWh
北陸電力エリア39.10円/kWh
関西電力エリア37.60円/kWh
中国電力エリア40.90円/kWh
四国電力エリア41.20円/kWh
九州電力エリア41.77円/kWh
沖縄電力エリア44.70円/kWh
引用:Rakuten Energy


わが家は東京電力エリアのため、2023年10月の単価は「41.55円/kWh」となります。

↑実際の電気利用明細でも、「41.55円」と記載されています。

2022年4月の「29.6円」に比べ、だいぶ高く感じてしまいますね。


当たり前ですが、電気をたくさん使えば使うほど電気代はどんどん高くなってしまうのです。


太陽光発電単体だと、電気を貯められないためどうしても売電収入に頼ってしまいがちです。


電気を購入しなければならない夜間や雨の日に、蓄電池の電気を使うことで、電気を購入することを極力減らせます。


また、電気使用量が多い家庭ほど、蓄電池により自家消費できる量も増えるため、節電効果をより感じることができます。

日中の在宅時間が少ない

太陽光発電は、日中に発電した電力をそのまま活用することで自家消費することができます。


日中外出していることが多く、自宅で電力を消費しなければ余剰電力も多くなります。

蓄電池に電気を貯めておき、帰宅後に蓄電池の電気を使うことでできる限り電力を購入せずにすみます。


太陽光発電のみだと、夜電気を使用した分は購入しなければならないため、売電収入は得られるものの、電気代を節約する点では効果を感じにくくなるでしょう。

私の知り合いの家庭は、

じじばば+夫婦(専業主婦)+子ども3人の7人世帯

日中でも家に家族がいることが多いため、蓄電池は設置せず、太陽光発電の電力は日中に自家消費する形をとっているそうです。


夜は電気を購入していますが、日中の太陽光発電の電力を使い切れないときは売電にまわせているので、電気代は節約できているそうです。


日中に家にいることが多く、太陽光発電の電気をうまく自家消費できているのであれば、必ずしも蓄電池が必要というわけではありません。

蓄電池は設置費用も高額になってしまうため、コスト面や蓄電池が本当に必要か?をよく考え、検討しましょう。

オール電化を取り入れている

オール電化を取り入れている家庭では、電気料金プランの価格設定が夜間時安くなっていることが多いです。

夜間の安い時間帯に電力購入し、蓄電しておくことで節約効果が期待できます。


プラス太陽光発電で自家発電した電力を蓄電すれば、安い価格で電力を購入or自家発電のサイクルができ、電気代をグッと抑えることができます。


電気を使う頻度が多いオール電化と、蓄電池のメリットを最大限に活用できる方法です。

災害時の停電に備えたい

停電になったときでも、蓄電池に貯まった電気を使えるため、停電による不便さを減らすことができます。


さまざまな自然災害がふえている現代の日本では、停電時に電気をつかえることは安心材料になります。

これではいざという時に、電気が使えず結局困ってしまいますね。

そのため「太陽光発電+蓄電池」の併用がマストになります。

また、真夏の熱中症や真冬の氷点下での生活は、停電が原因で命の危機に陥ってしまうリスクもあります。

太陽光発電+蓄電池を設置しているからといって、すべての電力をまかなえるわけではありませんが、災害・停電時の不安を減らすことはできます。

FIT期間が終了している

FIT期間が終わる11年目以降は、契約先の会社が定める価格で売電することになります。


FIT期間終了後、安くなった価格で売電を続けるよりも、自家消費スタイルに切り替えたほうがメリットを感じやすいです。


売電収入を得る<蓄電池による自家消費で節電効果は高くなるでしょう。

太陽光発電のみを設置している家庭に、FIT終了後(10年後に)蓄電池を設置する方法をおすすめしてくる業社もいます。


ですが蓄電池をあとから導入する場合、「蓄電池ユニット」「パワーコンディショナー」という機械を設置しなければなりません。

蓄電池用のパワーコンディショナーを新たに設置するか、太陽光発電で設置しているパワーコンディショナーをハイブリット型(太陽光発電+蓄電池を共有して使えるタイプ)に付け替える必要があります。

わが家のパワーコンディショナー(ハイブリット型)です⬇

蓄電池を後付けするには、価格・機能・パワーコンディショナーの種類・保証面など比較することをおすすめします。

また、パワーコンディショナーの設置工事が必要になることを覚えておいてださいね。

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蓄電池の選び方とは

蓄電池を設置してから後悔しないためにも、これから紹介するポイントを抑えるようにしましょう。

蓄電池を選ぶチェックポイント
  1. 蓄電池容量
  2. 定格出力
  3. 特定負荷型or全負荷型
  4. 単機能型orハイブリッド型
  5. 充放電の回数
  6. 設置スペース
  7. 保証内容・メンテナンス


設置前に対策できるものばかりなので、価格や性能で損しないためにも実践しましょう。

蓄電容量

「蓄電容量」は電力を蓄えられる容量です。


蓄電容量が大きいほうがいいですが、その分費用もかかってしまいます。


ただし、蓄電容量が使う電力に見合っていないと充電する回数も増えてしまい、蓄電池の寿命を短くしてしまうこともあります。

家庭用蓄電池の容量

家庭用蓄電池の容量はだいたい「4 ~ 16kWh」です。


「太陽光パネルの設置容量」からだいたいの試算ができます。

例)太陽光パネルの設置容量3.5kW(わが家)の場合

  1. 太陽光パネルの設置容量
    3.5kW
  2. 年間発電量(太陽光パネル設置容量 × 1100)
    ➡3,850kWh
  3. 1日の発電量(年間発電量 ÷ 365日)
    ➡10.5kWh
  4. 1日の余剰発電(1日の発電量 – 自家消費分(4kWh))
    ➡6.5kWh

余剰電力で蓄電池に貯めるには、太陽光パネル容量が3.5kWのときの最適な蓄電容量は、だいたい6.5kWhということになります。

わが家の蓄電池の容量は「5kWh」なので、太陽光パネルの設置容量に見合っているといえます。


長く使用するためには、使う電力量に見合った蓄電容量の蓄電池を選ぶことが大切なため、蓄電池を検討する際は、一度ご自分でも計算してみてください。

定格出力(電力を出力する数値)

蓄電池にためておける電気量を容量といい、蓄電池が一度に吐き出せる電気量を出力といいます。


電化製品を使うときには最低限必要な電力があります。

  • エアコン 約600W~
  • 冷蔵庫 約300W~
  • テレビ 約300W~
  • 掃除機 約500W~
  • ドライヤー 約1000W~

など、使う電化製品によって電力は変わってきます。

定格出力の数値が低いと、複数の電化製品を同時に使えません。


そのため日常的に使いたい家電や、同時に使っても大丈夫な定格出力に対応できる蓄電池を選びましょう。

わが家の蓄電池の定格出力は「3.0kW」のため、同時に使いすぎると電気を購入することになってしまうため、注意が必要になりますね。

特定負荷型・全負荷型

蓄電池の仕様には、特定負荷型・全負荷型があります。


特定負荷型・全負荷型によって、停電時に使える電力が変わってくるため、どちらのタイプを選ぶかはとても重要です。

  • 特定負荷型蓄電池
    ➡停電時に一部の電化製品しか使えないため、不便になる
    ➡供給電力が100Vのため、200Vのエアコン・IH・エコキュートなどは使用できない
  • 全負荷型蓄電池
    ➡すべての電化製品を使用できるので、停電時でも快適に過ごせる

特定負荷型より高価格になりますが、停電したときの利便性を考えると、全負荷型蓄電池を選んだほうがよいでしょう。

わが家は全負荷型蓄電池のため、停電時でも安心できそうです。

単機能型・ハイブリッド型

蓄電池のもう一つの仕様に、単機能型・ハイブリッド型があります。

単機能型蓄電池

太陽光発電のパワーコンディショナーを取り外さずに、別で蓄電池用のパワーコンディショナーを取り付けるタイプを「単機能型蓄電池」といいます。

  • メリット
    ➡どのメーカーの太陽光発電システムにも適合する
    ➡ハイブリッド蓄電池に比べて価格が安い
  • デメリット
    ➡停電時に十分な充電ができない(停電時、太陽光発電のパワーコンディショナーは自立運転モードになるため)
ハイブリッド型蓄電池

1台で、太陽光発電と蓄電池の機能を兼ね備えたハイブリッド型蓄電池

  • メリット
    停電時も十分に蓄電池に充電できる
    ➡設置スペースが少なくて済む
  • デメリット
    ➡太陽光パネルは設置してあり、蓄電池を後付けする場合に適合するかどうか
    適合性が悪いと、太陽光パネルの発電量が下がるため注意が必要
  • 停電時に充電ができるか?
  • 設置スペースはあるか?
  • 蓄電池が後付けなのか?

などで選び方も変わってきますが、利便性の高いハイブリッド型がおすすめです

充放電の回数

蓄電池は無制限に使用できるものではなく、充放電できる回数が決まっています。

蓄電池のサイクル数は約6,000回~12,000回といわれています。


このサイクル数により、蓄電池の寿命もかわってきます。


1回の充電1回の放電セットで1サイクルです。


1日1サイクルなので、「サイクル数 ÷ 365日」でだいたいの寿命が計算できます。


そのため、6,000回~12,000回のサイクル数だと、

  • 6,000回 ➡ 約16年
  • 12,000回 ➡ 約32年

と、リチウムイオン電池のだいたいの寿命が10年以上も変わるということです。


充放電の回数は、蓄電池の種類やメーカーごとにより変わってくるため、サイクル回数や価格・性能を比較し、自分に見合ったものを選びましょう。

わが家の蓄電池のサイクル数は、記載されていなかったため調べてみると、「6000回」ということでした。

蓄電池の寿命は「15年」くらいと考えておいてよさそうですね。

設置場所・スペース

蓄電池本体の設置場所は、屋内屋外のどちらかになります。


それぞれデメリットもあるため、どちらにするかも大切なポイントです。

  • 屋外型 ➡雨風にさらされるため、破損や故障のリスクが高い
  • 屋内型 ➡故障のリスクは低いが、稼働音が気になることがある

蓄電池本体は、以前よりも小型化していますが、屋内・屋外どちらもそれなりのスペースが必要なため、設置できる大きさのものを探しましょう。

保証内容・メンテナンス

蓄電池の寿命は約10年~15年といわれているため、保証期間もそれくらいのメーカーが多いです。


ですが、それよりも前に故障する可能性もあるため、保証内容はきちんと確認しておきましょう。


保証期間が長いメーカーや無料でメンテナンスできると安心できますね。

蓄電池の性能と価格の比較

価格(高め)価格(安め)
蓄電容量大きい小さい
定格出力大きい小さい
仕様全負荷型特定負荷型
パワーコンディショナーハイブリッド型単機能型
サイクル数(寿命)多い(長い)少ない(短い)
蓄電池の性能と価格の傾向

わが家が設置した蓄電池はこのような性能↓

わが家の蓄電池の場合
  1. 蓄電池容量 ➡ 5kWh
  2. 定格出力 ➡ 3.0kW
  3. 全負荷型(停電時に安心)
  4. ハイブリッド型パワコン
  5. 充放電の回数 ➡ 6,000回
  6. 設置スペース ➡ 屋外(室外機が3台ほどのスペース)
  7. 保証内容・メンテナンス
    ➡機器・容量保証 15年
    ➡自然災害 10年

今のところ電気代もしっかり節約できていて、設置場所にも困らず快適に使用できています。


停電時の使用はまだありませんが、性能もよさそうなため安心して使用できそうです。

蓄電池を設置する前にやること

ここまで蓄電池のメリット・デメリット・おすすめの家庭・・選び方などを解説してきました。


太陽光発電+蓄電池をセットで設置を考えている人、または蓄電池のみの設置を考えている人は、必ず見積もり比較をしてください。

見積もり比較をしないと…
  • 設置費用を100万円以上損してしまうかも…
  • おすすめの施工業者がわからない
  • わからないことも自分で調べなきゃいけない
  • 費用だけでなく保証面での比較もできない


など、費用面や保証面で損してしまう可能性があります。

また、見積もり比較サービスを利用することで、太陽光発電や蓄電池についてわからないことを問い合わせたり、相談が何度でもできます。

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蓄電池の設置を迷っている方へ

ここまで、「蓄電池をやめたほうがいいといわれる理由」と、「蓄電池のメリット」「蓄電池がおすすめな家庭」についておはなししてきました。


蓄電池の最大のデメリットは、費用が高いことだと思います。


しかし、それを上回るメリットもたくさんあります。


わが家も、価格の面で蓄電池を設置するかかなり悩みましたが、太陽光発電+蓄電池のある生活をして早1年。

  • 電気代値上げの影響をあまり受けずにすんでいる
  • 蓄電池に貯めた電力で生活できていることが多い
  • 雨の日でも蓄電池に残っている電力を使うことで電気代を節約できている
  • 停電時の不安が少ない

などのメリットを得られました。

私は蓄電池のおかげで、電気代が気にならなくなり、洗濯乾燥機を購入しました!


洗濯にかかる時間が大幅に減り、代わりに自分の好きなことができる時間が増えました。


今後も電気代の値上げがつづくことが予想される中で、太陽光発電+蓄電池の導入を検討する方もふえていくと思います。


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