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- 蓄電池をつけてよかった点
- 蓄電池つけないほうがよかったと思う点
- 蓄電池をつけて後悔しない方法
太陽光発電や蓄電池を検討している方は、設置したあとに後悔だけはしたくないですよね。
わが家は2022年3月に、太陽光発電と蓄電池を設置しました。
「つけてよかった」と思うこともたくさんありますが、蓄電池に関しては、正直「つけなくてもよかったのかな…」と思うこともあります。
「つけなくてもよかったかな…」と思う原因は、わが家が何も対策せずに設置してしまったからです。
対策もせずに「節電できるから!停電時に安心だから!」という言葉だけを鵜吞みにして設置してしまうと、あとあと後悔することになりかねません。
そのため、蓄電池の価格やデメリット、自分の家庭に合った蓄電池がどんなものかを知るだけで、後悔せずにすみます。
それぞれの家庭に合った蓄電池をつけることで、停電時の対策にもなり、日常生活での電気代もグンと安くなります。
今後、蓄電池を検討している方が「つけてよかった」と思えるように、これから紹介する対策を実践してみてください。
わが家のリアルな体験や感想も交えながら解説していきますので、どうぞ最後までお付き合いください。
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蓄電池をつけてよかった点
わが家は、2022年3月に太陽光発電と蓄電池を設置しました。
それから約2年が経ち、実際に蓄電池をつけてよかったと感じることをお伝えします。
つけてよかった点
- 電気代が本当に安くなった
- 電気代値上げも自家消費で対策できる
- 停電時にも安心
- 節電意識が高まった
電気代が本当に安くなった
蓄電池をつけてよかったと感じた一番の理由は、月々の電気代が安くなったことです。
太陽光発電+蓄電池を設置後の、わが家の実際の電気代はこちらです。
わが家は「楽天でんき」を利用しているため、基本料金は0円です。
2022年3月に太陽光発電設置し、それ以降の電気代は1000円~2000円台の月が多かったです。
※太陽光発電を設置前の電気代
2023年の電気代 | 2022年の電気代 | |
---|---|---|
1月 | 7,335円 155kWh | ※10,587円 361kWh |
2月 | 3,642円 109kWh | ※7,833円 256kWh |
3月 | 1,370円 47kWh | 2,249円 71kWh |
4月 | 1,735円 67kWh | 2,184円 68kWh |
5月 | 1,473円 41kWh | 1,372円 42kWh |
6月 | 1,868円 52kWh | 1,613円 49kWh |
7月 | 1,833円 51kWh | 1,888円 51kWh |
8月 | 2,407円 67kWh | 2,963円 78kWh |
9月 | 2,876円 80kWh | 2,166円 55kWh |
10月 | 3,427円 83kWh | 2,580円 63kWh |
11月 | 2,592円 65kWh | 2,130円 50kWh |
12月 | 4,169円 97kWh | 4,590円 98kWh |
年間 | 34,727円 | 42,155円 |
太陽光発電を設置する前の月々の電気代は、7,000円~15,000円ほどでした。
太陽光発電を設置した2年目の2023年は、電気料金単価の値上げはありましたが、国からの支援もあったため2022年と同じくらい安い電気代を維持できました。
毎月の電気代の平均が、約3,000円ほどになり、光熱費の負担がグンと減りました。
電気料金単価の値上げが続いていますが、その影響も最小限に抑えられていることも大きなメリットです。
電気代値上げも自家消費で対策できる
2022年から、コロナ禍ロシアによりウクライナ侵攻円安など、あらゆる影響を受け、電気代が驚くほど上がってしまった家庭も多かったのではないでしょうか。
どんどん値上げが予想される電気代の内訳をみていきましょう。
- 基本料金
➡電力会社との契約プランで決まる料金
電気の使用量に関わらず、毎月決まった金額 - 電力量料金
➡使用電力量によって変動する料金
プランによって単価が変わる
電気を使えば使うほど増える - 燃料費等調整額
➡原油価格や天然ガス価格によって変動する料金
電気を使えば使うほど増える - 再エネ発電賦課金
➡電力会社が「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT・FIP制度)」によって支出した料金
電気を使えば使うほど増える
基本料金以外は、電気を使えば使うほど金額もふえるため、電気を使う量をいかに減らせるかが重要になってきますね。
太陽光発電は、FIT制度により売電収入を得ることができます。
FIT制度(固定価格買取制度)とは、エネルギーを固定価格で買いとってくれる制度
再生可能エネルギーからつくられた電気を、電力会社が「一定価格で一定期間」 買い取ることを保証する制度です。
ですが、FIT制度の電気の買取価格は、2012年の開始以降下がり続けているのです。
年度 | 売電単価 |
---|---|
2012年 | 42円 |
↓ | ↓ |
2022年 | 21円 |
2021年 | 19円 |
2022年 | 17円 |
2023年 | 16円 |
現在では、2012年「42円」➡2023年「16円」と半分以下の売電価格になっています。
つまり、昔ほど売電収入で稼ぐことはむずかしくなっているのです。
わが家は2022年に設置したため、売電単価は17円です。
2024年現在、電気代の単価が41円(楽天でんきの場合)を超えたため、電気を売るより、いかに購入しないかを対策したほうが節電できることになります。
太陽光発電も自家発電のため、おおきな節電効果はあります。
ですが、夜間や雨の日だとどうしても自家発電ができなくなります。
そのため(夜は毎日)電気を購入しなければならず、電気代を大幅に安くすることはむずかしいのです。
そこで蓄電池が大きな仕事をしてくれます。
- 昼間の発電した電気を蓄電池の貯める
- 夜は蓄電池の電気で生活
- 電気使用量が少ない時期は、翌日に持ち越す
- 雨の日でも、蓄電池の電気を使えることがある
わが家は蓄電池による自家消費ができ、電気購入量はグンと減りました。
つまり電気代も毎月2,000円前後で、冬でも5,000円ほどですむようになったのです。
今後、電気代の値上げは続いていくと思うし、国の支援もなくなれば、家庭での電気代の負担は大きくなってしまいます。
再エネ賦課金は、2012年度に導入時には、単価1kWhあたり0.22円でした。
その後、再生可能エネルギーによる発電設備の導入が増えたことで、再エネ賦課金の単価も上昇し続け、2022年には1kWhあたり3.45円となっています。
電力量料金・燃料費等調整額・再エネ発電賦課金も全体的に値上げが続いています。
おそらく今後、電気代が大幅に安くなることは考えにくいですね。
電気代が上がったからこそ、蓄電池があることで自家消費でき、電気代を気にせずに使えるのは、わが家にとって大きなメリットになりました。
停電時にも安心
災害が増えている日本では、太陽光発電や蓄電池を設置していることで、停電対策になります。
- 子どもが小さく、避難所まで行けない
- 体が不自由で避難できない
- ペットを飼っている
など、避難所に行くことがむずかしい家庭でも、自宅の電気が使えるだけで安心感は大きいです。
災害による被害は少なくても、停電が続いてしまえば、生活にも支障が出てしまいます。
真夏の熱中症や真冬の氷点下での生活は、停電が原因で命の危機に陥ってしまうリスクもあります。
特に蓄電池があることで、夜間でも電気を使えることは大きな安心です。
太陽光発電+蓄電池を設置しているからといって、すべての電力をまかなえるわけではありません。
- スマホの充電ができる
- 冷蔵庫が使える
- テレビで最新情報を受け取れる
- 灯りがついている
など、少しの電気でも、災害・停電時の不安を減らすことはできます。
併用することで、緊急時の備えとして検討するのも十分価値があるといえますね。
節電意識が高まった
蓄電池を設置すると、蓄電池の残量やリアルタイムの電気使用量を確認できる、室内リモコンがついています。
そのため、
- 今どれくらい電気を使っているのか
- どれくらい電気を購入しているのか
- 蓄電池の残量はどれくらいか
- 売電しているのか
を好きなときにチェックすることができるのです。
家での電気量をチェックできるようになり、オーブンやエアコンを使っているときにリモコンを見るようになりました。
発電量が多い春・夏に関しては、蓄電池がすぐに満タンになります。
そのため、エアコンを我慢せずにつけたり、オーブン料理をしたり、洗濯乾燥機をバンバン使ったり、自分や家族が楽になることに電気を使えています。
逆に冬は発電量が少ないため、蓄電池の残量を見ながら、節電を心掛けるようになりました。
蓄電池をつけないほうがよかった?
蓄電池は太陽光発電を設置したからといって、必ずしも必要ではありません。
蓄電池の性能や価格によっては、つけないほうがいい場合もあります。
特に価格に関しては、100万円以上するものが多いため、慎重に購入を検討してください。
よかったと思う点?
- 価格が高い
- 寿命が太陽光パネルより短い
- 停電時に注意が必要
価格が高い
蓄電池はどうしても価格が高くなってしまうため、設置費用が高くて断念する方もいます。
わが家も例外ではなく、蓄電池だけで100万円以上してしまいました。
そのため、本当に蓄電池をつけてよかったのかな…と悩むことも多かったです。
- 太陽光発電の出力容量 3.5kW
- 蓄電池の出力容量 5kW
241万円-13万円(補助金)=227万円
太陽光発電+蓄電池セットでの設置費用です。
蓄電池をつけなければ、設置費用も100万円以上安くなったのにな…と少しだけ後悔することもありました。
蓄電池を設置した理由としては、
- 日中家にいないことが多いため、太陽光発電だけだと自家消費がむずかしい
- 屋根の関係で発電量が少ないため、売電するより自家消費で節電をする
ということを提案されたからです。
今となっては、営業さんに丸め込まれたかなと思うこともあります。
ですが、蓄電池があることで節電できていることは確かなため、もう少し長い目で見ていこうかなと思っています。
蓄電池の保証期間は15年のため、しっかり活用して節電につなげていきたいです。
寿命が太陽光パネルより短い
太陽光パネルは「メンテナンスフリー」と言われたほど、製品寿命は長く約20年〜30年といわれています。
ですが、蓄電池やパワーコンディショナー(電気を変換する機器)は、太陽光パネルよりも寿命が短いです。
蓄電池は充電と放電を繰り返していて、充放電回数には限りがあります。
使用環境や充放電回数によってかわりますが、蓄電池の寿命は10年〜15年ほどといわれています。
太陽光パネルに関しては、20~30年と長い目で見ることができますが、蓄電池はそれよりも早くに寿命がきてしまうため、その先のことを考えておく必要があります。
保証期間を過ぎてしまった場合の故障や寿命のときには、新たな蓄電池の購入費・工事費・交換前の蓄電池の撤去処分費などを負担しなければなりません。
もし、新たに蓄電池を買い替えようと考えている方は、100万円以上の予算は考えていたほうがよさそうです。
わが家は、今使用している蓄電池が寿命を迎えたら、買い替えの予定はありません。
買い替え費用もかかるし、元をとれそうもないためです。
その代わりに「電気自動車の購入を検討」しています。
- 2024年、ガソリン車を購入
- 2027年で、蓄電池の保証期間が終了
- 13年後、2027年頃に電気自動車に乗り換える
- 蓄電池が寿命を迎えたら、蓄電池は撤去
電気自動車を蓄電池代わりに使用
というプランを計画しました。
計画通りうまくいくとは限りませんが、将来のことを考えながら、蓄電池をを効率よく使っていこうと思います。
15年前後に、蓄電池を買い替える場合は、購入費用がかかるということを頭にいれておくと、いざというとき慌てずにすみそうです。
停電時に注意が必要
蓄電池をつけてよかった点でもお話ししましたが、蓄電池があれば、停電時にも電気が使えて安心できるとお伝えしました。
ですが、蓄電池の性能によっては停電時にうまく機能しないものもあるのです。
蓄電池の性能をかんたんにまとめました。
- 定格出力(電力を出力する数値)が大きい
➡複数の電化製品を同時に使える - 特定負荷型
➡停電時に一部の電化製品しか使えないため、不便になる - 全負荷型蓄電池
➡すべての電化製品を使用できるので、停電時でも快適に過ごせる - 単機能型
➡どのメーカーの太陽光発電システムにも適合する
➡ハイブリッド蓄電池に比べて価格が安い - ハイブリッド型
➡停電時も十分に蓄電池に充電できる
➡設置スペースが少なくて済む
どんな性能の蓄電池を選ぶかによって、停電時にどれだけの電気を使えるかが決まっってきます。
▶停電時の性能について
- 「特定負荷型」
あらかじめ指定した部屋でのみ電気を供給できるタイプ
ブレーカの1~2回路程度まで電気を供給できる回路
➡キッチンなど最低限電気の必要な部屋へ電気を供給できれば問題ないという場合は、「特定負荷型」を検討してみましょう。
- 「全負荷型」
全部屋で電気が使えるタイプ
➡100V・200V家電共に使用できるタイプも多いため、照明の他にエコキュートやIHクッキングヒーター、エアコンなども使用したい方におすすめ
停電時にも快適に電気を使いたい方は「全負荷型」がおすすめですが、性能がいいため価格も高くなる傾向です。
そのため、蓄電池の性能で何を優先させたいかを決めた上で、蓄電池を選びましょう。
でも素人の私たちには、蓄電池の性能ってむずかしいし、よくわからないですよね。
そこで、太陽光発電や蓄電池のプロに相談できるサービスもおこなっている「ソーラーパートナーズ」を利用してみてもよいでしょう。
蓄電池の容量を決めるときは目的と一緒に、「蓄電池でどのくらいの電気を使いたいのか」「どの家電を使いたいのか」もあわせて考えることをおすすめします。
停電時に蓄電池の残量が0だと、電気を使うことができず、蓄電池の恩恵を受けられません。
わが家の場合は、蓄電池の電気は使い切る設定にしているため必ず残量は0になります。
そのため以前、夜に一時的に停電になったときは、結局電気を使うことはできませんでした。
これじゃあ蓄電池をつけてる意味ないと反省しました。
蓄電池の残量を20%になったら、電気を購入するほうに切り替わる設定にすれば、常に蓄電池に電気がある状態にできます。
また、わが家のように蓄電池の電気は使い切りたい方は、停電が起こるかもしれないときに設定を変える方法もおすすめです。
台風や大雨、積雪など天気がわかるときには、前もって蓄電池の残量を60%にしておき、停電時の備えての対策はできます。
いざというときに、電気が使えなかった…ということがないように、蓄電池の性能や、残量の設定について気にしておくことが大切です。
蓄電池をつけてよかったと思えるために
「蓄電池をつけてよかった」と思えるように、設置前にできるチェックポイントを解説します。
- 蓄電池の種類や性能を知っておく
- 複数の業者に相見積もりをとる
設置してから後悔したくない方は、これらのチェックポイントを対策することで後悔・失敗を防ぐことができます。
蓄電池の種類や性能を知っておく
上記でも少し解説しましたが、蓄電池を選ぶときは、性能がいいものも大事ですがそれぞれの家庭に合ったものを選ぶことがとても重要です。
「蓄電池の性能なんてわからない」と思うかもしれませんが、完璧じゃなくても「こんな種類があるんだ」となんとなくでも理解しておくと、選ぶときに役立ちます。
私は業者さんに説明してもらいましたが、本当にチンプンカンプンだったので、「自分だったらこっちがいいな」と考えながら読みすすめてください。
- 蓄電池容量
- 定格出力
- 特定負荷型or全負荷型
- 単機能型orハイブリッド型
- 充放電の回数
- 設置スペース
「蓄電容量」は電力を蓄えられる容量です。
蓄電容量が大きいほうがいいですが、その分費用もかかってしまいます。
また、蓄電容量が使う電力に見合っていないと充電する回数も増えてしまい、蓄電池の寿命を短くしてしまうこともあります。
家庭用蓄電池の容量はだいたい「4 ~ 16kWh」です。
「太陽光パネルの設置容量」からだいたいの試算ができます。
例)太陽光パネルの設置容量3.5kWの場合
- 太陽光パネルの設置容量
➡3.5kW - 年間発電量(太陽光パネル設置容量 × 1100)
➡3,850kWh - 1日の発電量(年間発電量 ÷ 365日)
➡10.5kWh - 1日の余剰発電(1日の発電量 – 自家消費分(4kWh))
➡6.5kWh
余剰電力で蓄電池に貯めるには、太陽光パネル容量が3.5kWのときの最適な蓄電容量は、だいたい6.5kWhということになります。
長く使用するためには、使う電力量に見合った蓄電容量の蓄電池を選ぶことが大切なため、蓄電池を検討する際は、一度ご自分でも計算してみてください。
蓄電池にためておける電気量を容量といい、蓄電池が一度に吐き出せる電気量を出力といいます。
電化製品を使うときには最低限必要な電力があります。
- エアコン 約600W~
- 冷蔵庫 約300W~
- テレビ 約300W~
- 掃除機 約500W~
- ドライヤー 約1000W~
など、使う電化製品によって電力は変わってきます。
定格出力の数値が低いと、複数の電化製品を同時に使えません。
そのため日常的に使いたい家電や、同時に使っても大丈夫な定格出力に対応できる蓄電池を選びましょう。
わが家の蓄電池の定格出力は「3.0kW」のため、同時に使いすぎると電気を購入することになってしまうため、注意が必要になります。
蓄電池の仕様には、特定負荷型・全負荷型があります。
特定負荷型・全負荷型によって、停電時に使える電力が変わってくるため、どちらのタイプを選ぶかはとても重要です。
- 特定負荷型蓄電池
➡停電時に一部の電化製品しか使えないため、不便になる
➡供給電力が100Vのため、200Vのエアコン・IH・エコキュートなどは使用できない - 全負荷型蓄電池
➡すべての電化製品を使用できるので、停電時でも快適に過ごせる
特定負荷型より高価格になりますが、停電したときの利便性を考えると、全負荷型蓄電池がおすすめです。
太陽光発電のパワーコンディショナーを取り外さずに、別で蓄電池用のパワーコンディショナーを取り付けるタイプを「単機能型蓄電池」といいます。
- メリット
➡どのメーカーの太陽光発電システムにも適合する
➡ハイブリッド蓄電池に比べて価格が安い - デメリット
➡停電時に十分な充電ができない(停電時、太陽光発電のパワーコンディショナーは自立運転モードになるため)
1台で、太陽光発電と蓄電池の機能を兼ね備えたハイブリッド型蓄電池
- メリット
➡停電時も十分に蓄電池に充電できる
➡設置スペースが少なくて済む - デメリット
➡太陽光パネルは設置してあり、蓄電池を後付けする場合に適合するかどうか
適合性が悪いと、太陽光パネルの発電量が下がるため注意が必要
- 停電時に充電ができるか?
- 設置スペースはあるか?
- 蓄電池が後付けなのか?
などで選び方も変わってきますが、利便性の高いハイブリッド型がおすすめです。
蓄電池は無制限に使用できるものではなく、充放電できる回数が決まっています。
蓄電池のサイクル数は約6,000回~12,000回といわれています。
このサイクル数により、蓄電池の寿命もかわってきます。
1回の充電 + 1回の放電セットで1サイクルです。
1日1サイクルなので、「サイクル数 ÷ 365日」でだいたいの寿命が計算できます。
- 6,000回サイクル ➡ 約16年
- 12,000回サイクル ➡ 約32年
と、リチウムイオン電池のだいたいの寿命が10年以上も変わるということです。
充放電の回数は、蓄電池の種類やメーカーごとにより変わってくるため、サイクル回数や価格・性能を比較し、自分に見合ったものを選びましょう。
わが家の蓄電池のサイクル数は、記載されていなかったため調べてみると、「6000回」ということでした。
蓄電池の寿命は「15年」くらいと考えておいてよさそうですね。
蓄電池本体の設置場所は、屋内と屋外のどちらかになります。
それぞれデメリットもあるため、どちらにするかも大切なポイントです。
- 屋外型 ➡雨風にさらされるため、破損や故障のリスクが高い
- 屋内型 ➡故障のリスクは低いが、稼働音が気になることがある
蓄電池本体は、以前よりも小型化していますが、屋内・屋外どちらもそれなりのスペースが必要なため、設置できる大きさのものを探しましょう。
複数の業者に相見積もりをとる
太陽光発電や蓄電池で「つけてよかった」と思える最大の方法は、相場よりも安くで設置することです。
他社との見積もり比較をせずに、1社のみの見積りだけ見て契約してしまうと、
- 「相場より高かった…」
- 「もっと安くで設置できたんじゃないか…」
と、あとあと後悔することになります。
何を隠そう、わが家は見積もり比較をせずに、1社のみの見積りで契約してしまいました。
「もっと安くで設置できたんじゃないか…」と後悔するのは、まだいいほうで…
- 手抜き工事された
- 相場より大幅に高い価格で契約してしまった
- アフターサービスがない
- 保証がない
など、ずさんなサービスの悪徳業者に引っかかってしまうことを一番避けなければなりません。
そのため、設置費用と同じくらい大事なことが、アフターサービスが充実している信頼できる業者にお願いすることです。
信頼できる施工業者をどうやって見極めればいいかわからない方におすすめなのが「ソーラーパートナーズ」の見積もり比較サービスです。
紹介してもらえるのは、施工からアフターフォローまでを一貫して行う自社施工会社なので、安心して任せられます。
とはいえ、見積もり比較ってしつこい営業が多そうで不安ですよね…。
ですが、「ソーラーパートナーズ」では、強引な営業を禁止しています。
さらに、加盟店のしつこいセールス・押し売りを抑制するためにイエローカード制度があるのです。
加盟店からしつこい勧誘があった場合は、加盟店への指導を行った上で、加盟店の変更等の措置をとってくれます。
そのため、しつこい営業が不安な方でも安心して利用できます。