
太陽光発電ってずっと付けっぱなしでいいの?

処分方法とかわからないけど、やっぱお金かかるよね?
太陽光発電の設置に悩んでる方や、実際に設置されている方は、こんな風に思うことありますよね。
そんな私も、太陽光発電を設置したあとに知り合いに
- 「うちは付けないな…メンテナンスかかるし…」
- 「撤去費用もかかるから、電気代払ってるほうがいい」
と言われてしまったのです。
その時に、初めてメンテナンスや撤去費のことを考えました…

それを知らず、気にもせず太陽光発電を設置してしまったわが家はやばい…?と色々焦ってしまいました。
でももう、わが家の屋根には太陽光パネル付いちゃってる…
おそらく高い気がするけど、覚悟を決めて太陽光発電の処分方法などを調べることにしました。
そこで今回は、わが家も知らないままだった太陽光発電の撤去費用について解説していきたいと思います。
結論からいいますと、「撤去費用の正確な金額はわからないが、撤去費用の目安・撤去費用の内訳は知っておいたほうがいい」ということです。
おおよそになりますが撤去費用は「20~30万円は」準備しておいたほうがよさそうです。
- 太陽光発電にかかわる撤去費用の目安
- 撤去費用の内訳など
などなど、くわしく解説していきます。

撤去費用も設置費用もかかる太陽光発電のですが、設置するメリットもたくさんあります。
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太陽光発電の撤去にかかる費用はどれくらい?

太陽光発電にかかわる撤去費用については、いろいろな情報がありますが、正確な費用はわかりませんでした。
なぜかといいますと、
- 太陽光パネルの取り外し・撤去についての環境がまだ整っていない
- いざ撤去するであろう15~30年後の撤去費用は、変わっている可能性が高い
ということで、現在の撤去費用を参考にしていても、実際に撤去するときにはどれくらいの費用になるのか予想しずらいからです。
ですが、だからといって

じゃあ撤去費用については考えなくていいや!
15~30年後に調べればいいや!
という考えは、いざというときに大変になってしまうため、参考程度に撤去費用の目安や内訳について解説していきます。
撤去にかかる費用の内訳について

何かしらの理由で、取り付けた太陽光発電を撤去したいとき、どのくらいの金額を想定すればいいのでしょうか。
- 撤去作業費(人件費・工事の足場代など)
- 運搬費(廃棄物をトラックで施設へ運搬)
- 処分費(太陽光パネルは産業廃棄物)
- 屋根の補修費(屋根に不備がある場合)
撤去費用の内訳は、おおまかにこの3つになります。
撤去作業に必要な場合は、業者により足場の設置が行われます。
パネル以外にも、架台・配線などのの撤去作業もあります。
撤去したパネルや機器を中間処理施設まで運びます。
産業廃棄物として処分するのか、リサイクルできるのか、機器の種類や状態によってかわってきます。
太陽光パネルを設置したことにより劣化や不備があった場合は、屋根の補修も必要な場合があります。
というような撤去の流れが多いです。

撤去作業費としては、
- 足場の組み立て・取り外す工事費などの安全対策費
- 交通費・事務費・工事車両費など諸経費
- 人件費
などが撤去作業費に含まれます。
- 足場代
➡相場は、1㎡あたり700円~1000円 - 人件費
➡相場は、1人あたり1日20,000円前後 - 撤去作業費
➡作業日数×作業員数×人件費
で計算することもあるそうです。
いろいろな情報がありますが、足場代を含む撤去作業費は、10万~20万円と考えておいて良さそうです。

足場代が必要ない場合は、もう少し費用をおさえられそうですね!

取り外した太陽光パネルは、1枚当たり約1,200円で回収+距離に応じた運搬費で決められるといわれています。
太陽光パネル20枚くらいで、50,000円前後になるパターンもありました。

太陽光パネルなどの処分は、中間処理施設で行われます。
中間処理施設では、部品の分離や熱処理などが行われ、リサイクルできない部材などは最終処分場へ運ぶそうです。
- 太陽光パネルは、産業廃棄物として処分される
- 鉛・カドミウムなどの有害物質も含まれているため、一般廃棄物として処理はできない
- 認可を受けた解体業者や専門業者のみ、太陽光パネルを廃棄することが可能
太陽光パネルには有害物質も含まれているため、撤去するときは必ず解体業者や撤去に対応している太陽光発電施工業者へお願いすることが重要です。

撤去の際、解体業者などが見積もりを作成してくれるので、前もって撤去費用を確認することもできるそうです。

屋根の補修費に関しては、あてはまる住宅のみ必要になってくる費用です。
太陽光パネル自体は、一般的な屋根瓦に比べてとても軽く作られています。
太陽光パネル1枚あたり15~20kgほどといわれています。
ただ1枚1枚は軽いですが、屋根全体になると400~500kgくらいの負荷がかかる計算になります。
しかし、住宅の屋根に太陽光発電を設置するときは、専用の架台にパネルをのせる形になりますが、この専用架台のおかげで重さが分散されます。

そのため屋根へのダメージは最小限に減らせるということですね。
屋根を補修する場合は、費用として数万~数十万円は必要になりそうです。
撤去費用はいくらくらいか?

これまでの内容をふまえて、太陽光パネルの撤去費用を計算してみましょう。
- 撤去作業費
➡15,000円ほど - 運搬費
➡50,000円ほど - 処分費
➡費用わからず - 屋根補修費
➡必要なければ0円
計算の結果、住宅用太陽光発電(出力10kW未満)の撤去費用は15万円ほどかかると考えてよいでしょう。
太陽光パネルの容量が大きくなると、撤去費用もふえることになりそうです。

ですが、この撤去費用は現在のさまざまな相場をかけ合わせたものなので、10年~30年後の将来はどうなっているのかわからないのが現状です。
それでも、もしものときのために撤去費用を積み立てておきたい場合は、20万円~30万円は準備しておくと安心できそうですね。
太陽光パネル以外の機器の撤去
太陽光発電には、太陽光パネル以外にも、蓄電池・パワーコンディショナー・接続機器・モニターなどがあります。
- 太陽光パネル
➡20~30年 - 蓄電池
➡10~15年 - パワーコンディショナー
➡10~15年
くらいの寿命といわれています。

そのため、太陽光パネルより早い時期に、蓄電池やパワーコンディショナーの処分(交換)をする必要があります。
広域的処理認定業者とは、廃棄物の広域的な処理を行うことを環境大臣から認定された業者のことです。
引き取り➡再資源化までを一貫して任せることができます。
また、蓄電池を処理するときに必要になる契約・管理・報告などをすべて請け負ってくれるため、処分が必要になったときには、とても助かる存在です。
蓄電池を製造しているメーカーに問い合わせるのも、一つの手段です。
処分を請け負ってくれるか、処分業者を紹介してくれることもあります。
しかし、製造メーカーに処分してもらう場合だと、メーカーの指定があることが多いため注意が必要です。
蓄電池を購入・契約した販売店や業者に問い合わせる方法もあります。

製造メーカーや販売店などに引き取ってもらえない場合は、「広域的処理認定業者」に問い合わせてみるとよいでしょう。
パワーコンディショナーは、「粗大ゴミとして処分できる」「産業廃棄物として処分する」という意見に分かれていました。
どちらにせよパワーコンディショナーは、それなりの大きさ・重さがあるため、個人で運ぶのは危険をともなうため注意が必要です。
また、その他の機器・モニター・架台などは、粗大ゴミまたは、中間処理施設で処分してもらえます。
しかしこれも電子機器や一部部材を自分の判断で持ち込むのは、危険をともなったり、違法になる可能性もあるため、基本的にすべて専門業者へ撤去してもらったほうが確実で安全でしょう。
粗大ゴミとして処分できるのか、各自治体に問い合わせてみてください。処分できないようであれば、専門業者にお願いしましょう。費用としては数万円はかかると考えておきましょう。

それぞれの機器のメーカー保証が使える場合、処分費用も保証の中に含まれるのか、確認しておくとあとあと安心ですね。
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まとめ

ここまで、太陽光発電にかかわる撤去費用についてお話してきました。
撤去費用に関しては、大まかな費用しかわかりませんでしたが、「撤去費用は必ずかかる」ということだけは、頭の片隅に入れておいてほしいです。
- 太陽光パネルの撤去費用は15万~30万円くらいは準備しておくと安心
- 蓄電池にも撤去費用がかかる
- パワーコンディショナー・その他の機器も粗大ゴミとして処分するか、専門業者にお願いする
- 太陽光パネルの寿命より、蓄電池・パワーコンディショナーの寿命は短いため、少なくとも1回は撤去・交換する必要がある
太陽光パネルにしてもパワーコンディショナーにしても、使っていればいつか必ず寿命がきます。
災害が多い日本では、予期せぬタイミングで機器を交換しなければならないケースもあります。
撤去しないといけない状況になったときに慌てないように、今からでも少しずつ撤去費用として積み立てていきましょう。

太陽光発電は設置費用もかかるのに、撤去費用もかかりそうだし、設置するだけ損になるじゃん…

たしかにコスト面だけで見ると、費用が高いなと感じてしまいますよね。
でも設置してよかったと思えるメリットもあります。
わが家も、費用面で太陽光発電を設置するかかなり悩みましたが、太陽光発電+蓄電池のある生活をして早1年。
- 電気代値上げの影響をあまり受けずにすんでいる
- 蓄電池に貯めた電力で生活できていることが多い
- 停電時の不安が少ない
- 電気代を気にして暖冷房を我慢することが減った
などのメリットを得られました。
今後も電気代の値上げがつづくことが予想される中で、太陽光発電+蓄電池の導入を検討する方もふえていくと思います。
検討するときに一番気をつけてほしいことがあります。

ハウスメーカーや工務店、訪問販売などどこかしらで、太陽光発電・蓄電池の見積もりをとったあとは、必ず他の業者との見積もりと比較してください。

わが家は他社との比較をせずに、訪問販売業者1社のみの見積もりをみて契約しました。
そのためもう少し安く設置できたかもしれない…と後悔しています。
少しでも安くで設置したい方は、いくつかの業者を比較することを忘れないでください。
太陽光発電を設置すると…
- 電気代の値上げが怖くなくなる
- 電気代が1,000円台の月も⁉
- 停電時にも不安がなくなる
- 食洗器や洗濯乾燥機をバンバン使える
- 夏のクーラーも我慢しなくていい
- 雨の日でも自家消費で節電できる

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