※本記事はプロモーションを含んでいます。
- 太陽光発電って契約するとすぐに設置できる?
- 売電収入はすぐ始まる?
- 準備する書類は?
太陽光発電の設置を検討している方は、こんな疑問があるかもしれません。
そんな私も、実際に太陽光発電を設置するまでは…
- 太陽光パネルの設置は1回の工事で終わると思っていた…
- 売電もすぐに始まると思っていた…
- 契約から設置までの手順なんてまったく知らなかった…
本当に何も知らない状態で、わりとすぐに設置できるだろうと簡単に考えていました。
一番驚いたのは、太陽光発電を設置してから、約5か月後にようやく売電がスタートしたことです。
そのため5か月間近くは放電していても、収入にはならないため歯がゆい思いをしました。
そこで今回は、太陽光発電を契約してから➡売電がスタートするまでの手順を、わが家の体験談を交えて解説していきます。
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太陽光発電を設置する手順・手続きの流れ
太陽光発電は契約から最終的に売電収入が始まるまでに、さまざまな手続きが必要です。
書類の提出・電力会社への連絡・工事日の決定など、いくつもの手順があります。
太陽光発電の設置を考えている方は、
- どのような流れで手続きが進んでいくのか
- どんな書類が必要なのか
など、ある程度の手順を知っておくことで、あとあと慌てることがなくなるでしょう。
太陽光発電の設置は、国のエネルギー事情にも関わっているため、導入にあたっては設置工事以外にもさまざまな手続きが必要になります。
では、実際に太陽光発電を設置するときの、手続きの流れ・手順について説明していきます。
見積もり・シミュレーションする
太陽光パネルを設置する上で大切なことは、
- 自宅にどのくらいの太陽光パネルが設置できるのか?
- 経済効果が期待できる発電量を見込めるのか?
を確認しておくことです。
自宅の図面からパネルを設置できる枚数を設計し、場所と屋根の角度から年間の発電シミュレーションを算出することができます。
太陽光発電というのは、どんな家にも付けられるわけではありません。屋根の形・広さ・日当たり・家のつくりなどによっては、太陽光発電を設置することができない(設置しないほうがいい)場合もあります。
そのため太陽光発電の設置を検討している家庭は、
- まずは自宅の屋根に設置できるのか?
- 設置できるとしたらどのくらいの規模になるのか?
- またそれによってどのくらいの発電量を得られるのか?
- 売電収入はどのくらいになるのか?
などを具体的にシミュレーションしていきましょう。
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現地調査(下見)
シミュレーションの結果、「経済効果もあり、太陽光発電を設置したほうがいい」という判断になった場合は、自宅の現地調査(工事の下見)をおこないます。
わが家の場合は、契約した業者さんから、「太陽光パネルを設置できるかの下見をしてからの工事になります」という旨を伝えられました。
家の図面上では、太陽光を設置できると判断できても、家の経年劣化・屋根の材質・家の手抜き工事(あったら大問題ですが…)により、太陽光パネルの設置ができないことがあります。
そのため、現地調査は必要な作業ですのでしっかり調査してもらいましょう。
設置工事をしたあとに雨漏りや、屋根の損傷などのトラブルが発生するこもあります。
そのため現地調査をせずに設置をしようとする業者は注意してください。
契約
現地調査が完了し、太陽光パネルの設置が問題なくできることがわかったら、いよいよ契約です。
太陽光パネルの販売会社や施工業者と、売買契約や請負契約を結ぶことになります。
わが家は先に契約を結んだあとに、現地調査をしてもらいました。
もし、不備が見つかった場合は契約はキャンセルということでした。
FIT申請・補助金の申請
電力会社(送配電事業者)に対しておこなう接続申請・経済産業省におこなう事業認定申請の2つの申請のことです。
接続申請とは、電柱や電線など電力会社の配線設備と自宅の太陽光発電システムを接続する許可をもらうためのものです。
太陽光発電システムを設置しただけでは、使用することはできません。
電力会社との受給契約を結び、電力を買い取ってもらったり、足りない分を供給してもらったりすることができます。
接続申請は、電力会社で技術的な検討が行われ、数週間から2ヶ月ほどで申請がおりるでしょう。
余った電気を売電するには、電線に電気を流すため前もって許可を取ることが必要です。
わが家は、売電は「東京電力」、契約している電力会社は「楽天でんき」だったため両方に問い合わせをしました。
そして次に行うのが、経済産業省の「資源エネルギー庁」への事業契約認定申請です。
わかりやすくいうと、「売電」するための申請です。
一般的に住宅用の太陽光発電システム(容量10kW未満)の場合、発電して余った電気は国の固定買取制度「FIT制度」を活用し、10年間固定の価格で買い取ってもらいます。
この事業契約は、認定までに長い期間がかかることがあります。
申請から認定までにかかる期間は、約2~3ヶ月と経済産業省からいわれていますが、実際にはもっと時間がかかるケースがあります。
わが家が業者さんに言われたことは、
早い人で2~3ヶ月、遅い人には半年たってようやく申請がおりたという人もいます。
本当に個人差があり、どれくらいで認定されるかわからないのです。
これを聞いて、うちもそんなに遅くなっちゃうのかなと不安でしたが、見事に「5ヶ月」かかりました(涙)その5ヶ月間は、売電収入が「ゼロ」ということになります。
- 手続きや審査自体が複雑化している
- 申請が年度末に集中する
※FITによる買取単価は年度ごとに変わるため、駆け込みで年度末に集中しやすいようです - 多くの基準をクリアする必要がある
- 保守点検やメンテナンスが適切であることを伝える計画を立てる
など、審査が複雑化していて時間がかかるということです。
そのため、事業認定の申請は早めにおこなうことをおすすめします。
これらの申請は、基本的に施工業者が行ってくれることが多いですが、知識がない会社に任せると申請に不備が生じ、着工が遅れることがあるので注意してください。
事業契約を認定してもらうためには、電力会社との受給契約していることが前提となっていますが、申請時に契約できていなくても事業契約が認定されるまでに契約が完了していれば問題ないということです。
太陽光発電を導入する場合には、国や地方自治体から補助金をもらえることがあるため、申請を行いましょう。
手続きをスムーズに進めるためにも、補助金申請に必要な書類や申請の手順などは、あらかじめ調べて準備しておくことをおすすめします。
わが家の自治体では「太陽光発電+蓄電池」で合わせて「13万円」の補助金制度がありました。
太陽光パネルの設置工事
①見積もり➡②現地調査➡3契約➡④電力会社・経済産業省への申請などが完了し、いよいよ住宅の屋根に太陽光パネルを設置してもらうための工事を行います。
太陽光パネル以外にも、パワーコンディショナー・蓄電池・分電盤などの関連機器も同時に取り付けていきます。
設置工事自体は
- 足場の組み立て
- 太陽光パネルを屋根に設置する工事
- 配線を繋ぐ電気工事
- 足場の解体
などを合わせて、約1日〜3日で完了します。
業者さんが最終確認作業が行いますので、一緒に立ち会い、不備がないか?疑問点はないか?わからないことは説明を受けながら確認しましょう。
わが家は、太陽光発電+蓄電池を設置しましたが
- 太陽光パネルの設置(足場なし)
➡屋根工事で、外作業のみ - 蓄電池・パワーコンディショナー・分電盤などの設置
➡分電盤は室内のため、室内作業あり
➡2日に分けて工事(工事日の間隔は空いています)
➡足場は必要なかったため、工事自体は2日とも午前中で完了
2日目の工事が完了した時点で、太陽光発電・蓄電池も正常に動いたため、その日から太陽光発電による電力を使うことができました。
売電収入に関しては、工事完了日から5か月後にようやくスタートしました。
太陽光発電を設置するときは、上記の内容・わが家の実体験を参考にし、導入前にしっかりと計画を立てて進めましょう。
太陽光発電設置までの流れ・スケジュール
ここまで太陽光発電を設置するまでの流れ・手順を解説していきました。
はじめのほうでもお話ししましたが、わが家は訪問販売業者で契約をしています。
訪問販売業者はなんとも怪しいのですが(私も思っていました…)、今のところ不備や問題点はありません。
実際に太陽光発電を設置したわが家の、見積もりから設置完了までの流れを解説していきます。
あのーすみません、〇〇ですが…
どうでしょうか、興味はありますか…?
20代後半の優しめのお兄さんが来ました。
わが家には訪問販売がよく来るので、「またか…」という感じでしたが、なんとも腰が低い感じというか、営業慣れていない感じがあり、印象がまあまあ良かったです。
ここで話を聞き、「見積もりだけでもどうでしょう?」という感じおすすめされ、その時は私しかいなかったためとりあえず検討することにしました。
またご主人のいるときに伺います!ちなみに…ご主人は怖くないでしょうか…怒鳴られたりしないでしょうか…
と、少し弱気な様子でした(笑)
先日はありがとうございました。
はじめまして、簡単に説明させていただきます…
と、先輩営業さんであろう方と再訪問し、太陽光発電についてもう少しくわしい説明を聞きます。
見積もりをとるため、わが家の図面を渡します。
こんにちは、ご説明にきました!
ベテランであろう先輩営業さんが一人で訪問してきました。
営業トークバリバリで苦手なタイプでした(笑)
- 太陽光発電についてくわしく説明
- 見積もり・シミュレーションの説明
- ソーラーローンの説明
営業トークバンバンで怪しむが、疑問点・デメリット・保証面をくわしく説明してくれるため設置に関して前向きになりました。
契約内容やソーラーローンの最終確認をし、そのまま契約しました。
わが家は他社との見積もりの比較を一切せずに、契約を決めてしまったので、みなさんは損しないためにも「他社との見積もりの比較」必ずしてくださいね。
この時に、
- 現地調査(下見)
- 太陽光パネル設置工事
- 蓄電池・その他機器の設置工事
の日程をこの日に決めました。
本日もよろしくお願いします。
それでは調査していきますねー!
営業さんと施工業者さんが、家屋の現地調査した結果「問題ない」ということでした。
現地調査までに下記の書類の準備しました。
- 印鑑証明書
- 家屋の登記簿謄本
書類もOKです!
設置業者さんが2人で来ました。
足場の組み立ても必要なく、テキパキ作業してくれたため、作業は午前中で終わりました。
太陽光パネルだけの設置だったため、発電はまだできない状態です。
配線や電気の接続工事のため、電気工事士さんを含めた2人が来ました。
- 蓄電池
- パワーコンディショナー
- 分電盤(室内)
- リモコン(室内)
などの設置のため、外作業・室内作業をします。
- 室内に取り付ける分電盤・リモコンは私たちと相談しながら、設置場所を決める
- 設置完了後に、機器の動作確認を一緒におこなう
- 本日から、太陽光発電による電力が使える
「売電」に関しては、まだまだ音沙汰なしのため売電収入は当分なしです。
設置業者から「事業契約が認定されました」と連絡があり、すぐに東京電力へ予約の連絡をしました。
東京電力の方がわが家に電力検査に来て、異常がなければその日から「売電スタート」するのです。
この電力検査の予約が先送りになると、いつまでたっても「売電」ができないため、最短日時で予約しパートを早上がりして立ち会いました。
※設置工事後、すぐに電力検査連絡が来る営業所もあるみたいです。
設置工事が2月末に完了してから、約5ヶ月後(7月下旬)に、電力検査も完了し「売電」がようやく認定されました。
このような流れで、わが家は契約してから設置完了までは3ヶ月ほどで終わりましたが、売電が始まったのは、契約から8ヶ月もかかりました。
わが家は、事業契約が認定されるまで時間がかかってしまいましたが、本来ならもう少し早く売電がスタートできると思います。
それにしても、太陽光発電を設置するには多くの手順が必要になるので、流れを知ったうえで計画的に設置できるようにしたいですね。
わが家は太陽光発電に関してなんの知識もなかったため、いろいろ知ったのは、契約・設置もしたあとでした。
わが家のように、他社との比較をしなかったことであとあと後悔しないためにも、太陽光発電の見積もり比較は必ずしてください。
太陽光発電の設置で悩んでいる方へ
今回は、太陽光発電を設置するまでの流れ・手順を解説しました。
- シミュレーション・見積もり
➡他社との比較をおすすめ
➡単価・保証内容を確認 - 現地調査
- FIT申請・補助金申請(必要書類あり)
- 設置工事
➡設置機器が正常に作動しているか確認 - 発電・売電スタート
➡売電スタートには時間がかかることも
太陽光発電を設置するには、手順も時間もなかなかかかります。
それに加え、設置費用・メンテナンス費用・交換費用など経済的にも負担がふえます。
太陽光発電に関心があっても「設置するのはな…」と悩むのも方も多いはずです。
ですが、それを上回るメリットもたくさんあります。
わが家も、費用面で太陽光発電を設置するかかなり悩みましたが、太陽光発電+蓄電池のある生活をして早1年。
- 電気代値上げの影響をあまり受けずにすんでいる
- 蓄電池に貯めた電力で生活できていることが多い
- 停電時の不安が少ない
- 電気代を気にして冷暖房を我慢することが減った
などのメリットを得られました。
今後も電気代の値上げがつづくことが予想される中で、太陽光発電+蓄電池の導入を検討する方もふえていくと思います。
導入を検討するときは見積もり比較を忘れずに!
一括見積もりをすることで、
- 悪徳業者にひかっからない!
- 信頼できる業者に設置してもらえる
- 100万円以上お得になることも!
- プロに相談できる!
太陽光発電を設置すると…
- 電気代の値上げが怖くなくなる
- 電気代が1,000円台の月も!
- 停電時にも不安がなくなる
- 食洗器や洗濯乾燥機をバンバン使える
- 夏のクーラーも我慢しなくていい
こんな生活が待っています!
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