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太陽光発電や蓄電池を設置したい気持ちはあるけど、高いし、損したらイヤだな…となかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
たしかに太陽光発電や蓄電池って100万~300万円ほどかかってしまうため、つけてから損することだけは避けたいですよね。
そこで、この記事で紹介している対策を行えば、損せずにお得に設置することができます。
わが家は実際に、太陽光発電を設置して2年経ちましたが、蓄電池をつけたことにより節電効果は高いため「つけてよかった」です。
ただ、「もう少し安くで設置できたのでは…」と少し後悔している部分があるのも事実です。
「勧められたから…」「停電時に役立つから…」と何も調べずに設置すると、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません。
わが家のように費用面で後悔したくない方、家庭に合った蓄電池を知りたい方は、この記事を読んで対策してください。
後悔しないために、適正価格で、家庭に合った蓄電池を設置しましょう。
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蓄電池をつけてよかった点
わが家は、2022年3月に太陽光発電と蓄電池を設置しました。
約2年が経ち、実際に蓄電池をつけてよかった点はこちらです。
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- 太陽光発電(3.5kW)+蓄電池(5kWh)
- 夫婦+子ども2人の4人家族
- 二階建て、23坪の小さな戸建て
- 関東在住
- オール電化ではない
- 日中は家を空けていることが多い
家を空けていることが多いため、蓄電池のおかげで自家消費ができています。
電気代が本当に安くなった
蓄電池をつけたことで、太陽光発電による電気を蓄電池に貯めておけるため、自家消費ができるようになりました。
- 夜も蓄電池の電気を使う
- 雨の日でも蓄電池の電気が残っていれば電気の購入量を減らせる
- 晴天のときは太陽光発電でまかなえ電気を購入せずにすむ
このような生活が増えたため、電気を購入する頻度がグンと減ったことで、電気代が大幅に安くなりました。
下記の表は、太陽光発電+蓄電池を設置前と設置後の、わが家の電気代を比較したものです。
電気代 太陽光発電・蓄電池あり | 電気代 設置前 | |
---|---|---|
3月 | 2,249円 | 5,158円 |
4月 | 2,184円 | 4,234円 |
5月 | 1,372円 | 4,475円 |
6月 | 1,613円 | 4,809円 |
7月 | 1,888円 | 5,461円 |
8月 | 2,963円 | 7,669円 |
9月 | 2,166円 | 7,063円 |
10月 | 2,580円 | 4,840円 |
11月 | 2,130円 | 4,928円 |
12月 | 4,590円 | 4,753円 |
1月 | 7,335円 | 8,396円 |
2月 | 3,642円 | 7,192円 |
合計(年間) | 34,712円 | 68,972円 |
太陽光発電・蓄電池をつけてからの電気代は明らかに安くなりました。
こまめな節約やエアコンを我慢しなくてもここまで安くなっています。
電気代値上げも自家消費で対策できる
電気代を安くするためには、電気の購入量を減らすことがとても重要です。
なぜなら、2021年からコロナ禍・ロシアによるウクライナ侵攻、円安などあらゆる影響を受け、どんどん値上げを続けています。
下記の表は、経済産業省の家庭用電気料金月別単価の推移(青:規制料金/オレンジ:自由料金)を表したものです。
2023年には、国の支援である「電気・ガス価格激変緩和対策事業」がスタートしたため、電気料金単価の値上がりは収まりました。
しかし、国の支援は2024年5月使用分で終了しました。
国の支援や電力会社の支援がない限り、今後も電気の値上げは続き、家計への負担も大きくなります。
わが家が2021年から利用している「楽天でんき」も値上げされました。
- 2021年10月 電気料金の単価「26.50円」
- 2024年現在、電気料金の単価「41.55円」
電気の購入量を大幅に減らすためには、自家消費できる太陽光発電・蓄電池は大活躍します。
結果的に、電気料金単価の値上げが続いても、大きな影響を受けずに済むのです。
停電時にも安心
災害が増えている日本では、太陽光発電や蓄電池を設置していることで、停電対策になります。
安全のため避難所に行きたくても、行くのがむずかしい家庭もあるのです。
- 子どもが小さく、避難所まで行けない
- 体が不自由で避難所まで移動できない
- ペットを飼っている
避難所に行くのがむずかしい家庭でも、自宅の電気が使えるだけで安心感は大きいです。
特に蓄電池があることで、夜間でも電気を使えることは大きな安心に繋がります。
- スマホの充電ができる
- テレビで最新情報を受け取れる
- 冷蔵庫が使える
- 灯りがついている
少しの電気を使えるだけでも、災害・停電時の不安を減らすことはできます。
太陽光発電+蓄電池を設置しているからといって、すべての電力をまかなえるわけではありません。
とはいえ、蓄電池があるだけで停電時に十分役立つため、検討する価値はありますね。
節電意識が高まった
蓄電池の室内リモコンをこまめにチェックすることで、電気の使用量を知ることができます。
- どれくらい発電しているか?
- 売電できているか?
- 電気を購入しているか?
- 蓄電池の残量はどれくらいか?
このようなデータをリアルタイムで確認することができます。
下記の画像は、外出先でもスマホからチェックができるデータです。
この画像を見ると、
- 蓄電池は満タン
- 余剰電気を売電に回している
- 電気は購入せずに済んでいる
ということがわかります。
リアルタイムで電気の流れがわかるため、ムダな電気を使っていないか、自然と節電を心がけるようになりました。
電気を使いすぎているときは調整したり、時間をずらして使用したり、電気の使い方を気にするようになり、節電に繋がっています。
蓄電池をつけないほうがよかった?
蓄電池は太陽光発電を設置したからといって、必ずしも必要ではありません。
特に価格に関しては、100万円以上するものが多いため、後悔しないためにも慎重に購入しましょう。
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価格が高い
蓄電池はどうしても価格が高くなってしまうため、「100万円以上もかかるなら…」と、設置を断念する方も多いと思います。
わが家も例外ではなく、蓄電池だけで100万円以上してしまいました。
蓄電池の容量や機能、メーカーによって変わってきますが、だいたい100万円〜300万円ほどはかかるといわれています。
経済産業省が公表しているデータを参考に見てみましょう。
表にまとめたものがこちらです。
蓄電池の価格 (1kWhあたり) | 工事費 | |
---|---|---|
5kWh未満 | 13.9万円 | 10.0万円 |
5~10kWh未満 | 12.7万円 | 19.6万円 |
10kWh以上 | 10.3万円 | 26.7万円 |
全体平均 | 11.7万円 | 22.5万円 |
蓄電池の容量5kWh・10kWhを設置した場合の合計金額を計算してみました。
蓄電池の容量 | 蓄電池の価格 (1kWhあたり) | 工事費 | 合計 |
---|---|---|---|
5kWh 単価13.9万円の場合 | 13.9万円×5kWh | 10.0万円 | 79.5万円 |
5kWh 単価16.0万円の場合 | 16.0万円×5kWh | 10.0万円 | 90.0万円 |
10kWh 単価12.7万円の場合 | 12.7万円×10kWh | 19.6万円 | 146.6万円 |
10kWh 単価14.0万円の場合 | 14.0万円×10kWh | 19.6万円 | 159.6万円 |
蓄電池の機能やメーカーによって異なりますが、5~10kWhの蓄電池の価格は100万円前後してしまいますね。
- 太陽光発電の出力容量 3.5kW
- 蓄電池の出力容量 5kWh
241万円-13万円(補助金)=227万円
太陽光発電+蓄電池セットでの設置費用です。
わが家の場合だと、蓄電池容量は5kWh+太陽光発電とセットの価格ですが、やはり高いと感じてしまいますね。
実はわが家は、相場よりも高い価格で設置してしまいました。
原因は、1社のみの見積りで即決してしまったからです。
他の業者や他のメーカー製品の比較をおこなわず、価格が高い・安いもわからいなまま設置を決めてしまいました。
その結果、相場よりも高い価格だったことを知り、後悔することになったのです。
太陽光発電・蓄電池をつけてからは電気代も安くなり、電気代に怯えなくていい生活ができているのは事実です。
ただ、見積もり比較をせずに高い価格で設置してしまったことは、とても後悔しています。
これから設置を考えている人は、私と同じ後悔をしないためにも、見積もり比較をおこなってくださいね。
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蓄電池の買い替え・撤去費用がかかる
蓄電池は、太陽光パネルに比べ寿命が短いため、どこかのタイミングで買い替え・撤去する必要があります。
太陽光パネル | 「メンテナンスフリー」といわれており、20~30年の寿命 |
蓄電池 | 使用環境や充放電回数によって異なるが、10年〜15年の寿命 |
蓄電池は、太陽光パネルよりも早くに寿命がきてしまうため、買い替えるのか?もう蓄電池はつけないのか?を考えておく必要があります。
新たに蓄電池を買い替えるのであれば、100万円以上の予算が必要になってしまいます。
また、買い替えをせずに撤去する場合でも、撤去費用がかかってしまうため注意が必要です。
撤去費用としては、7万円~15万円が目安といわれています。
そのため、蓄電池の保証期間を確認し、撤去費用などを準備しておく必要があります。
蓄電池の保証期間は10~15年が一般的です。
15年後、保証期間が過ぎたあとの買い替え・撤去費用の準備も頭に入れておきましょう。
停電時に注意が必要
蓄電池の性能によっては、停電時にうまく機能しない種類もあるため、蓄電池選びには注意が必要です。
どんな性能の蓄電池を選ぶかによって、停電時にどれだけの電気を使えるかが決まっってきます。
停電時での性能で特に気をつけたいポイントです。
特定負荷型
- あらかじめ指定した部屋でのみ電気を供給で
- 停電時に一部の電化製品しか使えないため、不便になる
- キッチンなど、電気が最低限必要な部屋へ電気を供給できればいい家庭におすすめ
全負荷型
- 全部屋で電気が使えるタイプ
- すべての電化製品を使用できるので、停電時でも快適に過ごせる
- 照明+エアコンなど、色々な家電を併用したい家庭におすすめ
停電時にも快適に電気を使いたい方は「全負荷型」がおすすめですが、性能がいいため価格も高くなる傾向です。
そのため、何を優先させたいかを決めた上で、蓄電池を選びましょう。
でも、素人の私たちには蓄電池の性能ってむずかしいし、よくわからないですよね。
そこでおすすめしたいのが、太陽光発電や蓄電池の見積り比較サービスを行っている「ソーラーパートナーズ」です。
「ソーラーパートナーズ」なら、太陽光発電や蓄電池のプロに相談できるサービスもおこなっています。
わからないこと、費用や保証についてなど、不安なことを相談できます。
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蓄電池をつけてよかったと思えるために
「蓄電池をつけてよかった」と思えるように、設置前にできるチェックポイントを解説します。
設置してから後悔したくない方は、これらのチェックポイントを対策することで後悔・失敗を防ぐことができます。
蓄電池の種類や性能を知っておく
蓄電池を選ぶときは、性能がいいものも大事ですがそれぞれの家庭に合ったものを選ぶことがとても重要です。
「蓄電池の性能なんてわからない」と思うかもしれませんが、完璧じゃなくても「こんな種類があるんだ」となんとなくでも理解しておくと、選ぶときに役立ちます。
私は業者さんに説明してもらいましたが、本当にチンプンカンプンだったので、「自分だったらこっちがいいな」と考えながら読みすすめてください。
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「蓄電容量」は電力を蓄えられる容量です。
蓄電容量が大きいほうがいいですが、その分費用もかかってしまいます。
また、蓄電容量が使う電気量に見合っていないと充電する回数も増えてしまい、蓄電池の寿命を短くしてしまうこともあります。
家庭用蓄電池の容量はだいたい「4 ~ 16kWh」です。
「太陽光パネルの設置容量」からだいたいの試算ができます。
例)太陽光パネルの設置容量3.5kWの場合
- 太陽光パネルの設置容量
➡3.5kW - 年間発電量(太陽光パネル設置容量 × 1100)
➡3,850kWh - 1日の発電量(年間発電量 ÷ 365日)
➡10.5kWh - 1日の余剰発電(1日の発電量 – 自家消費分(4kWh))
➡6.5kWh
余剰電力で蓄電池に貯めるには、太陽光パネル容量が3.5kWのときの最適な蓄電容量は、だいたい6.5kWhということになります。
長く使用するためには、使う電力量に見合った蓄電容量の蓄電池を選ぶことが大切なため、蓄電池を検討する際は、一度ご自分でも計算してみてください。
蓄電池にためておける電気量を容量といい、蓄電池が一度に吐き出せる電気量を出力といいます。
電化製品を使うときには最低限必要な電力があります。
- エアコン 約600W~
- 冷蔵庫 約300W~
- テレビ 約300W~
- 掃除機 約500W~
- ドライヤー 約1000W~
使う電化製品によって電力は変わります。
定格出力の数値が低いと、複数の電化製品を同時に使えません。
そのため日常的に使いたい家電や、同時に使っても大丈夫な定格出力に対応できる蓄電池を選びましょう。
わが家の蓄電池の定格出力は「3.0kW」のため、同時に使いすぎると電気を購入することになってしまうため、気をつけなければなりません。
特定負荷型・全負荷型によって、停電時に使える電力が変わってくるため、どちらのタイプを選ぶかはとても重要です。
特定負荷型
- あらかじめ指定した部屋でのみ電気を供給で
- 停電時に一部の電化製品しか使えないため、不便になる
- キッチンなど、電気が最低限必要な部屋へ電気を供給できればいい家庭におすすめ
全負荷型
- 全部屋で電気が使えるタイプ
- すべての電化製品を使用できるので、停電時でも快適に過ごせる
- 照明+エアコンなど、色々な家電を併用したい家庭におすすめ
特定負荷型より高価格になりますが、停電したときの利便性を考えると、全負荷型蓄電池がおすすめです。
単機能型蓄電池 | ハイブリッド型蓄電池 | |
---|---|---|
特徴 | 太陽光発電のパワーコンディショナーを取り外さずに、別で蓄電池用のパワーコンディショナーを取り付けるタイプ | 1台で、太陽光発電と蓄電池の機能を兼ね備えたハイブリッド型 |
メリット | どのメーカーの太陽光発電システムにも適合する ハイブリッド蓄電池に比べて価格が安い | 停電時も十分に蓄電池に充電できる 設置スペースが少なくて済む |
デメリット | 停電時に十分な充電ができない | 蓄電池を後付けする場合に適合するかどうか注意が必要 |
- 停電時に充電ができるか?
- 設置スペースはあるか?
- 蓄電池が後付けなのか?
などで、選び方も変わってきますが、利便性の高いハイブリッド型がおすすめです。
蓄電池は無制限に使用できるものではなく、充放電できる回数が決まっています。
蓄電池のサイクル数は約6,000回~12,000回といわれています。
このサイクル数により、蓄電池の寿命もかわってきます。
1回の充電 + 1回の放電セットで1サイクルです。
1日1サイクルなので、「サイクル数 ÷ 365日」でだいたいの寿命が計算できます。
充電回数 | 蓄電池の寿命 |
---|---|
6,000回サイクル | 約16年 |
12,000回サイクル | 約32年 |
充電の回数は、蓄電池の種類やメーカーごとにより変わってくるため、サイクル回数をどのくらいか知ることで、だいたいの寿命も把握できます。
わが家の蓄電池のサイクル数は、記載されていなかったため調べてみると、「6000回」ということでした。
蓄電池の寿命は「15年」くらいと考えておいてよさそうですね。
蓄電池本体の設置場所は、屋内と屋外のどちらかになります。
それぞれデメリットもあるため、どちらにするかも大切なポイントです。
- 屋外型 ➡雨風にさらされるため、破損や故障のリスクが高い
- 屋内型 ➡故障のリスクは低いが、稼働音が気になることがある
蓄電池本体は、以前よりも小型化していますが、屋内・屋外どちらもそれなりのスペースが必要なため、設置できる大きさのものを探しましょう。
複数の業者に相見積もりをとる
太陽光発電や蓄電池で「つけてよかった」と思える最大の方法は、相場よりも安くで設置することです。
他社との見積もり比較をせずに、1社のみの見積りだけ見て契約してしまうと、
- 「相場より高かった…」
- 「もっと安くで設置できたんじゃないか…」
と、あとあと後悔することになります。
何を隠そう、わが家は見積もり比較をせずに、1社のみの見積りで契約してしまいました。
ただ、「もっと安くで設置できたんじゃないか…」と後悔するのは、まだいいほうで…
- 手抜き工事された
- 相場より大幅に高い価格で契約してしまった
- アフターサービスがない
- 保証がない
このような、ずさんなサービスの悪徳業者に引っかかってしまうことを一番避けなければなりません。
そのため、設置費用と同じくらい大事なことが、アフターサービスが充実している信頼できる業者にお願いすることです。
信頼できる施工業者をどうやって見極めればいいかわからない方におすすめなのが「ソーラーパートナーズ」の見積もり比較サービスです。
紹介してもらえるのは、施工からアフターフォローまでを一貫して行う自社施工会社なので、安心して任せられます。
とはいえ、見積もり比較ってしつこい営業が多そうで不安ですよね…。
しかし、「ソーラーパートナーズ」では、加盟店のしつこいセールス・押し売りを抑制するためにイエローカード制度があり安心です。
加盟店からしつこい勧誘があった場合は、加盟店への指導を行った上で、加盟店の変更等の措置をとってくれます。
そのため、しつこい営業が不安な方でも安心して利用できます。
太陽光発電を設置すると…
- 電気代の値上げが怖くなくなる
- 電気代が1,000円台の月も!
- 停電時の不安も減らせる
- 家電をバンバン使えて家事がラクに!
- 夏のクーラーも我慢しなくていい
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